※本企画はインスタグラム上のみの実施となります。スパイラルは、新型コロナウイルス感染拡大の影響により、4月8日(水)より当面の間、臨時休業中です。
自分もアートになれるARエフェクト
「生活とアートの融合」をテーマに活動するスパイラルが、アート作品をより身近に楽しめるよう、アーティストとコラボレーションをして、インスタグラムで利用できるARエフェクトを公開した。
ARとは「Augmented Reality」の略で、一般的に「拡張現実」と訳される。スマートフォンなどを利用し、実在する風景にバーチャルの視覚情報を重ねて表示することで、目の前にある世界を仮想的に拡張し、私たちの日常に新たな景色を創出する。
そんなARの技術を利用したこの企画の第一弾コラボレーションアーティストは、スパイラルが開催しているアートフェスティバル「SICF20(第20回スパイラル・インディペンデント・クリエイターズ・フェスティバル)」で150組の中からグランプリに選ばれたアーティスト、タナカマコト氏だ。レシートや書籍に印字された言葉を残しながら形を切り抜いたり、写真を切り抜くことで、媒体のもつ意味と切り抜かれた形を関連づける独自のスタイルで活動する切り絵作家だ。
今回のARエフェクト《kirie_tanakamacoto》は、2020年3月に発行したスパイラルの広報紙Spiral Paperのために、Spiral Paper創刊号(1985年発行)をタナカマコト氏が切り絵として新たに生まれ変わらせた作品をモチーフにつくられた。Spiral Paper創刊号に掲載された、ミュージカル「マック ザ ナイフ」の公演情報を見事な切り絵で表現している。一面に大きく登場する主人公、暗黒街のボス・マックの肖像がタナカマコトの手にかかり、まるで陽気なおじさんに変身。細かな要素まで忠実にARで再現され、あなたの顔にも陽気なマックの表情が出現する。口を開けると可愛らしい煙が出てきて、首をふるとくるりと丸まった髭が弾み、笑うと帽子から鳥が出てくるなどユニークな演出も。
またスペシャルキャンペーンとして、このARエフェクトを使った写真や動画をインスタグラムのストーリーズに@spiral_jpをつけて投稿すると抽選で1名様に、希望の写真(ハガキサイズ)にタナカマコトがオリジナルの切り絵のアートワークを施してプレゼントしてくれるという。切り絵ならではの繊細な表現を楽しみつつ、どんな顔もハッピーにしてしまう魔法のARを試してみては。お家での時間がぐっとアーティスティックで明るくなるだろう。
■概要
Spiral Instagram AR Effect vol.1
《kirie_tanakamacoto》は、こちらよりお試しいただけます。
スマートフォンでご利用ください。
Special campaign
キャンペーン期間:2020年4月9日(木)〜5月31日(日)
タナカマコトのARエフェクト《kirie_tanakamacoto》を使って撮った写真や動画を@spiral_jpを付けてインスタグラム ストーリーズに投稿してくださった方の中から抽選で1名様に、ご希望の写真(ハガキサイズ)にタナカマコトがオリジナルの切り絵のアートワークを施してプレゼント。抽選結果は、インスタグラムのダイレクトメッセージよりお知らせさせていただきます。
>>スパイラルさんからのメッセージ
「生活とアートの融合」をテーマに活動するスパイラルは、緊急事態宣言終了まで臨時休館をしておりますが、外出自粛中でも、芸術や文化に触れていただけるような機会をつくるべく、オンラインギャラリーや過去のアーティスト・クリエイターのインタビュー公開、インスタグラムで利用できるARエフェクトの公開、音楽レーベルのプレイリストの紹介など、室内の時間を愉しく過ごすための様々な情報を、Spiral Web、SNS、メルマガを通じて発信しています。このような状況をアートと共に乗り越え、またスパイラルで皆様に会える日を心待ちにしています。
>>EDITOR’S VOICE
実際に遊んでみてもとてもユニークでアートなこのARエフェクト。アートの楽しさを新しい形で届けているこの企画は随時公開していくということで、今後のアーティストにも期待したい。また開催延期となったタナカマコト展 「タダのカミ様」も開催されたら実物を見に行ってみよう。
Text:Ayaka Minoda
INFORMATION
アート作品がARエフェクトに!スパイラルが「Instagram AR Effect Project」を開始
- 住所
- 東京都港区南青山5-6-23 スパイラル1F
- 営業時間
- 定休日