
表参道の新コミュニティスペース COMMUNE & yummy books からのメッセージ
COMMUNE
「小さなコミュニティを作り、隣人を愛そう」

「ライフラインが重要な役割を担う今、COMMUNEで毎日開催しているFARMERS MARKETを大きく打ち出し、生活の基盤としていく他、オンラインでのコンテンツを作っていくことが今後の鍵になると考えています。そういったコミュニティを小さな単位でも作っていくことで、表参道の文化を衰退させない策となるのではないでしょうか。
また、必ず将来的に使うものや消費するものに関しては、ギフトカードなどで今購入してあげることで、一時的には、インディペンデントなビジネスを救うことができると思います。
この街の施設・店・ギャラリーの皆様とは、共に支え合いながら、街の文化を守っていきたいです。COMMUNEはオープンエアなスペースでもあるので、何かできることがあれば是非ご一緒しましょう。
今回の事態を通して、小さなコミュニティでも情報を発信し続けること、そして隣の人を意識していくことの大切さを実感しています。世界平和は、隣人愛から始まるのかもしれません。
初めての事態に直面していますが、皆で力を合わせて乗り越えましょう。COMMUNEで毎日開催しているFARMERS MARKETはライフラインであり、農家さんは僕らの社会を支えてくれています。もし、食糧に困ることがあれば、COMMUNEへお越しください。暖かくお迎えいたします。
(同時に、オンラインでの情報も発信していきます。)
普段の風景に一日でも早く戻れることを心より願っています」
■COMMUNE
表参道駅すぐの屋台村。246通り沿いの「COMMUNE」と書かれたネオンサインが目印で、入り口の「FARMERS MARKET」には新鮮な旬野菜やフルーツなどが毎日並ぶほか、カウンターやテラスではコーヒーやお茶、オーガニックな食事や焼き菓子などを楽しめる。
yummy books
「何もしないのではなく、できることを考える」

「表参道、原宿は常に沢山の人で溢れ、新しい文化を発信するだけではなく、それを求め集まった人たちの知的好奇心を満たす不思議な魅力があります。しかし今その電波は小さく微力になり、街全体が声を潜めている状況です。受信してくれるお客様がいない、声が聞こえないのです。
営業自粛や時間短縮ムードの中、オープンしている小さなお店もあります。軽視してはならない状況ですが、この街の施設・店・ギャラリーの皆様は、十分注意し、規律ある街としてこの危機を乗り越えて行きましょう。
自粛ムードが続きますが、街ですれ違う見知らぬ人、マスクをしていない人を見かけたら、持っている人は新しい一枚をそっと手渡す『マスクtoマスク』を実践するのはどうでしょうか。これを連鎖させれば、きっとみんなが優しくなり、ウイルスの拡散も防止になるのではないかと思っています。
たとえ新型コロナウイルスが落ち着いたとしても、人々は落ち着いてはいけない。これから先も、現状で意識的にやっているようなうがい、手洗い、アルコール消毒、換気を日常化することが大切ではないでしょうか。
日本は災害に強い、我慢強いと思われがちですが、それは目標がはっきりと目に見える形でしか立ち向かえないのではと最近感じています。しかも今回のように立ち向かう相手がウイルスで、全世界規模のものとなれば、何もできない、何もしないのが安全だと、息を潜めてしまいがちです。
少しずつでも、自分ができること、やるべきことを考えて、前へ進みましょう!」
■yummy books
「COMMUNE」内にある書店。オーナー曰く、いい本とは「いい匂いにつられて、思わず手にしてしまうようなおいしそうな本」なのだとか。店内に並ぶ本は絵本に哲学書、話題の新刊と幅広く、知識豊富で喋ることが大好きなオーナーとの会話を楽しみに訪れるファンも多い。