「迷い」をテーマに、現実と夢の間を彷徨う
2020年9月4日(金)〜9月9日(水)、音楽関連の撮影を中心に活躍する1994年生まれの写真家・マスダレンゾ氏の写真展「Astray」が、表参道ROCKETにて開催。4月に開催予定だった本展は、新型コロナウイルス感染症対策の基本方針のため開催を延期し、今回ブラッシュアップした内容で展開する。
マスダレンゾ氏は、1994年生まれの写真家。ポップで多彩、独創的なサウンドが話題を集める次世代ロックバンドの「Helsinki Lambda Club」や、「MONO NO AWARE」のアーティスト写真を担当するなど、音楽のジャンルを中心に活躍する。
本展では、「Astray」というテーマのもと、現実と夢の中のような雰囲気の風景写真と人物写真あわせて約90点を空間のなかに混在させて展示&販売する。また、気鋭グラフィックデザイナー・MOUNT STEWがデザインを担当した最新写真集と、写真プリントロングTシャツ、さらに本展の開催延期を受けて新たに別デザインされたプリントTシャツも販売。また、本展開催を記念しHelsinki Lambda Clubのボーカル・橋本薫氏が弾き語りライブイベントも開催予定。
新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、延期になっていたがようやく開催できることになった本展示。内容もブラッシュアップされたマスダレンゾ氏の視点による作品を見に訪れてみて。
■概要
renzo masuda photo exhibition「Astray」
開催期間:2020年9月4日(金)〜9月9日(水)
開催時間:11:00〜21:00
※9月6日(日)〜20:00、9月9日(水)〜18:00
休廊日:期間中無休
入場料:無料
開催場所:表参道ROCKET
>>EDITOR’S VOICE
同じ表参道ROCKETと神宮前2丁目のオルタナティヴスペース「STUDIO STAFF ONLY」の2会場にて、2020年7月31日(金)〜8月5日(水)まで濵本奏(はまもとかなで)氏の個展「midday ghost」を同時開催する。本展では、意図的に壊れたカメラを使用し、“実際にこの世にあるものの、その輪郭が曖昧だと感じる存在”を表現している。また同じテーマで会場ごとに違う展開を見せるなど新しい試みが詰まったこちらの個展もチェックしてみて。
Text:Ayaka Minoda
INFORMATION
Helsinki Lambda Club、MONO NO AWAREのアー写を手掛けた写真家・マスダ レンゾの個展を表参道ROCKETで開催
- 住所
- 東京都渋谷区神宮前4-12-10表参道ヒルズ同潤館3F
- 営業時間
- 11:00〜21:00
※9月6日(日)〜20:00、9月9日(水)〜18:00 - 定休日
- 期間中無休