初のフォトグラフィ作品も登場
3月29日(日)まで、キャットストリート裏に位置するSO1 Galleryにて、Russell Maurice(ラッセル・モーリス)の個展「Crawl out from the fallout」が開催中。
Russell Maurice(ラッセル・モーリス)は、イギリス出身のアーティスト兼デザイナーで東京とロンドンを拠点に活動している。GIVENCHY(ジバンシィ)やPORTER(ポーター)、NIKE(ナイキ)など、数多くのブランドとコラボレーションで注目されたGasius(ガシアス)のデザインも手がけていることで有名だ。
今回の展示テーマは、アメリカのミュージックバンド「Thee Oh Sees」の曲名からとった「ポスト・アポカリプティックな未来」。未来に起こりうる、原子力カタストロフィ後の人間の風化とデジタルの進化がミックスする、人類の運命に対して問いている作品が並ぶ。
本展では、アーティスト・Russell Maurice(ラッセル・モーリス)によるペインティング、フォトグラフィ、そしてコラージュの他、MEDICOM TOY(メディコム・トイ)と共作したスカルプチャーの第2弾も発表される。また最高級の日本製の陶磁器で作られた"Atomic Worm"フィギュアはカラー毎に今後少量ずつリリースされる予定だ。さらに今回、初となるパーソナルなフォトグラフィを用いた作品も。
人類の未来を問いかけている「Crawl out from the fallout」。ユニークさの中にも不気味さを感じるのもそのせいかもしれない。この原宿から発信されている人類の運命を問うアートを通して、人類の未来考えてみては。
■概要
Russell Maurice 『Crawl out from the fallout』
開催期間:2020年3月19日(木)~3月29日(日)
開催時間:13:00〜19:00
開催場所:SO1 Gallery
住所:東京都渋谷区神宮前6-14-15
>>EDITOR’S VOICE
ギャラリーのあとは近くの「kiki harajuku」で絶品ランチを。季節のフルーツを活かすことをコンセプトにした新たなスタイルのビストロ。親しみやすいカジュアルな雰囲気を醸しながら、実はミシュランと同等の影響力を持つ、フランス発祥のレストランガイド「Gault&Millau(ゴ・エ・ミヨ)」に2年連続掲載されるほどの実力派だ。アートで刺激をもらったあとは美味しい料理にも刺激を受けてみては。
Text:Ayaka Minoda
