※新型コロナウイルスの影響で世の状況が変化する中、来場できる方は少ないかもしれませんが、この街で誰かが準備し、実施された企画をなかったことにしないためにも、ここでご紹介いたします。
春を感じる和紙作品
青山通りに面したスパイラルのSpiral Market(Spiral 2F)にて、森田千晶氏による個展「和紙展」を2020年3月9日(月)〜4月5日(日)まで開催する。
2020年、春のはじまり。Spiral Marketの店内は、芽吹きや開花の瞬間をイメージした、森田千晶氏による和紙作品に彩られている。店内装飾に加えて3月9日(月)からは、作品を購入できるPOP UPを開催。ディスプレイに使用されている和紙のパーツから、ブローチなどの身に着けられるものまで、和紙を身近に感じられるアイテムを展開する。
森田千晶氏は、女子美術大学造形学科生活デザイン専攻卒業後、アクセサリーデザイン会社にて務める。その後、小川町和紙体験学習センターにて講座受講し、同センターの勤務を経て、オランダへ美術留学する。そして現在、「アトリエ線路脇」にて和紙作家として創作活動をおこなっている。「アトリエ線路脇」は、和紙作家の森田千晶氏の他に、陶磁作家の長峰菜穂子氏、金属造形作家の柴崎智香氏の三人の作家が制作している共同アトリエだ。
植物柄や雪の結晶、輪っか、波形などモダンなデザインを特徴としている森田千晶氏の作品。本展では、春の芽吹きや開花の瞬間をイメージした作品が並ぶ。温かみのある和紙で包まれたSpiral Marketへ春を感じにいこう。
■概要
「森田千晶 和紙展」
開催期間:2020年3月9日(月)〜4月5日(日)
営業時間:11:00〜20:00
開催場所:Spiral Market(Spiral 2F)
住所:東京都港区南青山5-6-23
電話番号:03-3498-5792
■店舗写真クレジット
Photo 疋田千里
>>EDITOR’S VOICE
スパイラルのRestaurant Bar CAY(スパイラルB1F)では、3月30日(月)まで写真家・松嶋豊裕氏による個展「TOYOHIRO MATSUSHIMA PHOTO EXHIBITION」を開催中。今回の展示では、2014年〜2019年までのNYのストリートを撮影した作品を中心に展示する。和紙展のあとは、レストランで食事をしながらNY作品の中の物語を想像しよう。
Text:Ayaka Minoda
INFORMATION
芽吹きや開花を表現。スパイラルで森田千晶の「和紙展」開催中
- 住所
- 東京都港区南青山5-6-23
- 電話
- 03-3498-5792
- 営業時間
- 11:00〜20:00
- 定休日