ダンス×異形の人形たちが織りなす不思議な世界
スパイラル3階のスパイラルホールでは、2020年2月23日(日)〜2月24日(月)の2日間にシュールで詩的な世界に誘うダークファンタジー音楽劇「CORPO SURREAL」の公演を行う。
本公演は、京都のパフォーマンス集団「ANTIBODIES collective」とデンマークで今最も注目を浴びているネオ・パペットリーカンパニー「Sew Flunk Fury Wit」がタッグを組んだ初のコラボレーション作品。「ANTIBODIES collective」はダンサー・振付家の東野祥子氏と現代音楽家のカジワラトシオ氏によって2015年に設立。ダンスと音楽、映像、光、美術を駆使し、感覚の境界を超えるダイナミックな世界を展開している。対して「Sew Flunk Fury Wit」は等身大の人形と摩訶不思議な音楽による劇的な演出が評価され、多数の賞を受けているデンマークの注目株だ。
舞台では、優雅な身のこなしで浮遊する等身大の人形たちが空虚な眼差しで存在し、東野のダンスと絡み合う。物語を紡いでゆくのは、アイスランドのオペラ歌手イザベラ・レイフドッティア氏のクリスタルヴォイス。音楽はメキシコの作曲家マルコフ・コロナ氏とカジワラトシオ氏が担当する。
不可思議な夢の世界やグロテスクでユーモラスな身体の変容と拡張が描かれる独特な世界観は、多くの人々の心を掴むだろう。身体性やジェンダー、文化的に固定された役割からの自由を求める現代において、この公演では今までにない体験をできるかもしれない。新しい現代オペラの誕生を、スパイラルで目撃しよう。
■概要
CORPO SURREAL
公演日程:2020年2月23日(日)〜2月24日(月)
公演時間:2月23日(日祝)は18:30開場/19:00開演、
2月24日(月休)は12:30開場/13:00開演、17:30開場/18:00開演
開催場所:スパイラルホール
住所:東京都港区南青山5-6-23(スパイラル3F)
チケット:全席自由
一般前売3,800円/当日4,000円
ユース(25歳以下)前売2,800 円/当日3,000 円
※ユースチケットは魁文舎メールフォームのみの取扱い
チケット取り扱い:
イープラス eplus.jp(スマートフォン / PC / Famiポート)
GETTIIS(ゲッティポータルサイト)
セブンチケット
MINA-TO(東京都港区南青山5-6-23 スパイラル1F)
ANTIBO(ticket@antibo.org)
NPO法人 魁文舎 [KAIBUNSHA]
(Tel.03-3275-0220/info@kaibunsha.net)
主催:ANTIBODIES collective / Sew Flunk Fury Wit
会場協力:株式会社ワコールアートセンター
問合せ先:NPO法人 魁文舎 [KAIBUNSHA](Tel.03-3275-0220)
>>EDITOR’S VOICE
同館1階MINA-TOでは、2月24日(月)〜3月15日(日)まで菓子ブランド「cineca(チネカ)」と木工作家・西本良太によるコラボレーション展「something something」を開催。初のコラボとなる本展では、どちらも多数の新作を含むボリューム満点の内容となっている。ハイパーシュールな音楽劇とあわせて、食べられないお菓子と食べられるお菓子が並ぶ甘くて不思議な展示にも足を運んでみては。
Text:rie fujiwara
INFORMATION
日本とデンマークの注目集団による音楽劇 「CORPO SURREAL」がスパイラルにて開幕
- 住所
- 東京都港区南青山5-6-23 スパイラル3F
- 電話
- 03-3498-5793
- 営業時間
- 概要参照
- 定休日