10月27日(日)までのアートイベントを一気見!
今回は、10月27日(日)まで開催中のアートイベントを一挙ご紹介。先週からより一層アートで溢れているオモハラエリア。土日は天気が回復する見込みなので、今週こそ!予定を立ててアート巡りに出かけてみては?
1.DESIGNART TOKYO 2019
毎年秋に開催される、日本最大級のデザイン&アートフェスティバル「DESIGNART TOKYO」が、2019年10月18日(金)〜10月27日(日)で開催。
「DESIGNART TOKYO」は、「Emotions〜感動の入り口〜」をコンセプトに、世界中のインテリア、アート、ファッション、フードなどがジャンルを越えて集結するアートイベントだ。街全体がアートで彩られ、さまざまな展示を見たり、体験しながら街歩きを楽しめる。
表参道・原宿エリアでも多くの展示が行われる。特にイタリア・ミラノでの世界的なデザインのお祭り「ミラノ・デザインウィーク」での作品が、オモハラエリアのインテリアショップに集結するのは見逃せない。
【詳細はこちら:DESIGNART TOKYO 2019 】
2.「DESIGNART」北島庸行展
こちらも「DESIGNART TOKYO」公式プログラム。「DESIGNART」北島庸行展が、Call(スパイラル5階)で2019年10月18日(金)〜10月27日(土)に開催される。
木工作家の北島庸行(きたじまのぶゆき)氏の作品が並ぶ。北島庸行氏は、デザインから製作まで大きなものも小さなものも全て、人との出会いを大切にしながら丁寧なものづくりをされている。自然を信頼し、敬意を払い、寄り添いながら木と対話を重ねている北島庸行氏の世界に入り込んでいただきたい。会場では、作品の木肌に触れることができるので、アートを存分に味わう時間を過ごしてほしい。
【詳細はこちら:「DESIGNART」北島庸行展 】
3.松原竜馬氏の個展「the slipware RYOMA MATSUBARA」
骨董通りに面するセレクトショップ BLOOM&BRANCH AOYAMAで3回目となる松原竜馬氏の個展「the slipware RYOMA MATSUBARA」が2019年10月19日(土) 〜 10月27日(日)まで開催する。
松原氏は、大分県・宇佐市で作陶する人気の陶芸家。今回は、スリップと呼ばれる泥のような化粧土をスポイトなどを使って描くスリップウェアを展開。初お披露目の板皿からは、これまで独学で培ってきたスリップウェアの進化がみられる貴重な機会なので足を運んでいただきたい。
【詳細はこちら:松原竜馬氏の個展「the slipware RYOMA MATSUBARA」 】
4.菊池遼 個展「OUTLINES」
アーティスト・菊池遼の個展「OUTLINES」が、EUKARYOTEにて開催。2019年10月4日(金)〜10月27日(日)まで。
菊池遼は、シルクスクリーンの技法を併用しながら精緻な絵画作品を制作するアーティスト。本展では〈void〉シリーズを、15点程度、新作と近作を交えて紹介する。写真を元にシルクスクリーンによって描き出され羅列したドットで構成された作品は、絵具などの物質として定着しているにも関わらず、そこにあらわれる像の輪郭は作品に対する鑑賞者の位置によって変わる。そんな不思議なアートを体感してみて欲しい。
【詳細はこちら:菊池遼 個展「OUTLINES」】
5.「現代 アウトサイダーアート リアル ー現代美術の先にあるものー」
ファッション複合ビル「GYRE」内のギャラリー・GYRE GALLERYにて、アート展「現代 アウトサイダーアート リアル ー現代美術の先にあるものー」が、2019年9月7日(土)〜10月27日(日)の期間で開催中。
「生命感をパッと、平気で世界に開く、型破りの純粋さ。無条件に生きる芸術」。岡本太郎にこう言わしめた、障がいのある人々の表現。既存のアカデミズムの外側で生まれるこうした表現は「アウトサイダーアート」と呼ばれ、コンセプト重視の現代美術と対をなす一つの概念として、世界では精神的な面から美術を再考する大きな潮流になりつつある。
今回の展示にはそんな「アウトサイダーアート」が50点ほど展示される。人間の感性や身体の決定的な大切さを噛み締めながら、アートによる無限大の可能性を感じてみて。
【詳細はこちら:「現代 アウトサイダーアート リアル ー現代美術の先にあるものー」】
■番外編.「HENAU」の新作受注会
こちらは、アートイベントではないが27(日)まで開催、また現代アートのようなアイウェアブランドのイベントなので、番外編としてご紹介。
2019年10月25(金)〜27(日)、表参道ヒルズ同潤館2Fにあるヨーロッパ直輸入のメガネ専門店「リュネット・ジュラ」が、ベルギーのブランド「HENAU(エノウ)」の受注会「HENAUミニトランクショー」を開催する。IOFT(業者向けメガネの展示会)で発表されたばかり最新作を全て見ることができる。
HENAU(エノウ)のデザインの特徴は、直線的なライン。そこに美しいカラー、斬新な造形が合わさり、まるで独創的なオブジェのような存在感があるデザインになっている。マーク・デラグランジェは、現代アートに精通していることもあり、大量生産ではない手描きでのユニークなデザインを生み出している。その一方で眼鏡商でもあるため、職人の技術や伝統を深く尊重しており、職人技を兼ね備えた作品になっている。アートと技術がうまく融合されているアイウェアを是非見に行ってみて。
【詳細はこちら:「HENAU」の新作受注会】
「DESIGNART TOKYO」で盛り上がっているオモハラエリア。街を歩いているだけでいくつものアートに出会える、この貴重な週末を楽しんで。下記のRelated Articlesでは、10月末までのスイーツやドリンクをご紹介しているのでチェックしてみて。
Text:ayaka minoda