仮想と現実との境目で、不思議な体験を
写真家・石川和人による個展「こんしゅうはぜんぺんで、らいしゅうはこうへんなんだよ、ばいばい」が、EUKARYOTEにて開催。2019年8月2日(金)〜8月25日(日)まで。
石川和人は、光の芸術と言われる写真そのものに対する愛着とその技法を用いながら、最早ハイパーリアルが現実となりつつある現在と向き合い制作する写真家。
EUKARYOTEで2回目の個展となる本展では3フロアを使い、1階ではタイトルの前編にあたる「Matter of light」のシリーズ作品を展示、2階は後編として2018年から自身の名を冠したブランド「YUKI HASHIMOTO」をスタートさせたファッションデザイナー・橋本祐樹とのコラボレーションによって生まれた作品を発表、3階では仮想と現実が曖昧となった現在をテーマに、デジタル画像を様々な物理的なメディウムに落とし込んだ作品と、その反対にプロジェクションやVRゴーグルを用いて物質感が取り払われた作品を体験させる実験的な空間となっている。その不思議な現象を自分の身で体験してみて。
■概要
「こんしゅうはぜんぺんで、らいしゅうはこうへんなんだよ、ばいばい」
・開催期間:2019年8月2日(金)〜8月25日(日)
・時間:12:00-19:00
・定休日:月曜日、8/12〜16まで夏季休業
・入場料:無料
・オープニングレセプション:2019年8月2日(金)18:00-20:00
・場所:EUKARYOTE
>>EDITOR’S VOICE
EUKARYOTEに行く際は、ワタリウム美術館の1F・B1Fにあるミュージアムショップ「オン・サンデーズ」にも立ち寄ってみて。思わず長居してしまう、個性的なアイテムや本が揃っているのはもちろん、階段の途中にあるカフェスペースも休憩にぴったり!
Text:miwo tsuji