ヘスス・ラファエル・ソト『Pénétrable BBL Bleu』
▪︎会場:エスパス ルイ•ヴィトン東京
▪︎住所:東京都渋谷区神宮前5-7-5 ルイ•ヴィトン 表参道店 7階
▪︎開催期間:2018年12月7日(金)〜2019年5月12日(日)
▪︎開館時間:12:00-20:00
アートを“通り抜ける”体験を。
エスパス ルイ•ヴィトン東京では、ベネズエラのアーティスト“ヘスス・ラファエル・ソト”による体験型インスタレーション《Pénétrable BBL Bleu》の展覧会が開催中。展示は2019年5月12日までとなる。
“ヘスス・ファエル・ソト”はキネティック彫刻(作品そのものが動く・動いているように見えるもの)や大規模な視覚的インスタレーションで知られる今は亡きベネズエラのアーティスト。今回は彼の作品から「Pénétrable」シリーズを代表する「Pénétrable BBL Bleu」を展示。“Pénétrable”とは直訳すると「貫通(できる)」の意味。その名の通り、この作品は鑑賞するだけではなく、作品に溶け込み通り抜けることができるのだ。
12月中であれば、夕暮れ時に会場へ足を運ぶのがオススメ。賑わう表参道のイルミネーションを堪能しつつ、ルイ・ヴィトンの建物に入る。最上階に位置するエスパス ルイ・ヴィトン東京で、夕暮れの街並みを背景に体験するPénétrable BBL Bleuは、不思議な感覚へとあなたを引き込むはずだ。ライトアップされた青山セントグレース大聖堂を見下ろしつつ、ゆったりとした時間の流れる会場で、このインスタレーションとオモハラの夜景を楽しんでみてはいかがだろう。
>>EDITOR’S VOICE
エスパス ルイ・ヴィトン東京から道路を挟んで向かいにある表参道ROCKETではニシクボサユリの個展「PRESENT FOR YOU」 が開催中。こちらは12月26日までなのでお早めに!
ヘスス・ラファエル・ソト
1923年ベネズエラに生まれ1950年にはパリに移住。1955年にパリのギャルリー・ギャルリー・ドゥニーズ・ルネで開催された「Le Mouvement (運動)」展に参加したことが彼の抽象芸術へのこだわりを示しています。1960年代後半には錯覚性を特徴とする作品群を発表し、2005年にその生涯を終えた。キネティック・アートを牽引するアーティストとして作品と共に世界中の数々の主要個展で高く評価されてきました。
フォンダシオン ルイ・ヴィトン
現代アートとアーティスト、そして現代アーティストのインスピレーションの源となった重要な20世紀の作品に特化した芸術機関。フォンダシオンが所蔵するコレクションと主催する展覧会を通じ、幅広い多くの人々 に興味を持っていただくことを目指し、こうした展示を実現してきました。
[photcredit]
▪︎1枚目(左から)
PENETRABLE BBL BLEU
1999年, ed. Avila 2007
PVC (ポリ塩化ビニル)、金属
PVC, metal
© Adagp, Paris 2018
▪︎2枚目
SOTO IN A PENETRABLE
《Pénétrable》(浸透可能なるもの)の中にいるヘスス・ラファエル・ソト
1970年
ザグレブ現代美術館、クロアチア(1970年6-8月)
Museum of Contemporary Art, Zagreb, Croatia
(June-August 1970)
© Adagp, Paris 2018
© Archives Soto
▪︎3.4.5枚目
© Adagp, Paris 2018. Photo credit : Jérémie Souteyrat / Louis Vuitton
INFORMATION
エスパス ルイ・ヴィトン東京にて体験型インスタレーション「Pénétrable BBL Bleu」が開催中!
- 住所
- 東京都渋谷区神宮前5-7-5
- 電話
- 0120-00-1854
- 営業時間
- 12:00-20:00
- 定休日
- ルイ・ヴィトン表参道店に準じる
- 開催期間
- 2018年12月7日(金)〜2019年5月12日(日)