思わず「時」が止まる、煌く「光」の世界
「CITIZEN(シチズン)」の創業100周年を記念した展示「CITIZEN“We Celebrate Time”100周年展」が、スパイラルガーデンにて12月7日(金)〜12月16日(日)まで開催。
SNSでも話題のこちらの展示。OMOHARAREALギャラリー担当ライターの私もさっそく観に行ってきました!
祝・CITIZEN創業100周年! CITIZENといえば、誰もが知っているであろう「老舗・時計メーカー」。そんなCITIZENが創業100周年の感謝と喜びを伝える展示に選んだのは、冬の表参道に映える“キラキラ”のインスタレーションでした。
金色の雪が降っているかのような不思議な景色。
創業から100年、常に新しい技術開発に挑み「時計」を作り続けてきたCITIZEN。
時計の開発はもちろん、1976年には「光」を電気エネルギーに変えて「時」を刻む「エコ・ドライブ」という独自の技術も新たに開発しました。「光」と「時」、それは、CITIZENにとって永遠のテーマなのです。
そして、今回のインスタレーション「LIGHT is TIME」は、まさに「光と時」をモチーフにした作品。
2014年にも7万2,000人もを動員したCITIZEN×建築家・田根 剛氏(Atelier Tsuyoshi Tane Architects)の展示。その時とはまた違う新たなデザインのインスタレーションが楽しめるとのことで、平日のお昼でもたくさんの人が足を運んでいました!
CITIZENと田根氏が、6年にわたり共に挑戦してきた「時とは何か?」というテーマ。
実はこのキラキラ、時計の全ての部品を支える基盤装置である地板が、約7万2千個も使われています。
キラキラの光に包まれた空間は、どこから見ても天国。各々のお気に入りの角度から写真を撮っています。
「どこから見れば一番綺麗なんだろう」なんてウロウロするカップルも。
中心に入って、キラキラにまみれるのも良し。螺旋状のスロープを登って、キラキラを覗き込むのも良し。時を忘れて、ロマンチックな気分に浸っちゃいました。
最後に、私のお気に入りの景色を。
螺旋状のスロープを登って、煌めく地板の中に見える「CITIZEN」の文字をパシャリ。
インスタレーションの他にも、歴代シチズンモデルの展示や、映像展示など興味深い資料がたくさん。インスタレーションを見にきたカップルや若い女性たちが、見入っている姿が印象的でした。
スパイラルガーデンでは、「CITIZEN“We Celebrate Time”100周年展」のほかにも、アートフェアをはじめとする、感度の高い人向けの展示が随時開催中。
OMOHARAREALでも紹介していくので、小まめにチェックしてみて。
Text:miwo tsuji