
贅沢に。「串焼き屋」らしさも忘れず。
2018年10月29日〜11月4日の7日間限定でオープンしている、TRUNK(KUSHI)の裏営業『ウラウラ』。
フレンチシェフ・渥美創太さんが手掛ける串…という気になる"裏"メニューを実食してきたエディターが、お料理の一部を速報!(その前にウラウラに関する詳細を…という方はコチラから!)
「黒イチジク(ハチミツ&リコッタフュメ)」
イチジクの癖のないさっぱりとした甘みに、スモークされたリコッタチーズの香りとお焦げが香ばしい前菜!
かぶりつけばジューシーなイチジクの果肉が口を潤し、串を食べ進める準備はもう万端。
「鳥チョウチン(ステラッチェテッラ&キャビア)」
串焼きの定番とも言える鳥チョウチン。その塩味をキャビアで整えるとは「贅沢」の一言。
白いソースは“ステラッチェテッラ”というチーズで湯葉のような食感が、濃厚なチョウチンに絡みつく。そう、これが「フレンチ×焼き鳥」なのだ!
「菊芋(雲丹&ヘーゼルナッツ)」
雲丹とヘーゼルナッツの濃厚なソースで、菊芋のホクホク感が生かされる。3素材のそれぞれ甘みを堪能し始めた頃には、無くなっていく菊芋の食感を愛おしく感じ、おかわりしたくなってしまう。
「あんこうオマールカレー」
〆でいただくカレーは一口サイズ。これが、すでに満たされたお腹と心に丁度いい!トッピングはお米とルーの量に不釣り合いな程のあんこうとオマール。スパイスの効いたカレーをソースのように絡め、お米と一緒に食べた時には大袈裟だが「小さな地球を食べちゃった!」と言ってしまいそうになった…(笑)! しょうがたけのアクセントも絶妙。
他にも
「白子のトマトフリット」
「鴨つくね」
「鱈ビルビル」
「干し柿のモンブラン」
“串焼き”というには申し訳ないほど、どれも上品な“お料理”だ。しかし、この“お料理”はフレンチレストランではきっと味わえない。
スペシャルコースは8000円。アラカルトも小鉢800円・串 1本500円からオーダー可能。
もちろん厨房には、世界中から引っ張りだこな渥美シェフの姿も伺える。
フレンチのフレーバーが加えられた貴重な串焼きを食べられるのはあと5日、急げ!
Text:Ibuki Ueno