梅沢和木 × TAKU OBATA
「HYPER LANDSCAPE 超えてゆく風景 展」
■会期:2018年9月1日(土)-12月2日(日)
■会場:ワタリウム美術館
現代が生んだ “超えてゆく風景” とは
(2018/08/30)
通称キラー通り沿いのワタリウム美術館にて、9月1日(土)から梅沢和木とTAKU OBATAによる展覧会「HYPER LANDSCAPE 超えてゆく風景」が開催される。
梅沢和木とTAKU OBATA は二人とも2000年以降に活動を始めた同世代のアーテイスト。
梅沢和木の作品は、パソコン上で見つけた画像をコラージュした上で印刷し、アクリル絵の具などで加筆して作られる。現実と非現実を行き来して制作されるユニークな「絵画」とも呼べる作品は、会期中に制作する新作も展示に加えられていくようだ。
TAKU OBATAは、身体の構造をギリギリ保ったデフォルメされた人間の動きと、コンピューターがフリーズして水平垂直に引き延ばされたバグのようにもみえる衣服、二つの関係を追求した不思議な空間を作りだす。しかも、あえて木彫というクラシックな手法で。
現実空間とデータの中の世界を自由に行き来できる私たちの時代精神を背景に生まれ、重力や伝統から解放された二人の作品に「超えてゆく風景」をのぞいてみてはいかがだろう。
>>EDITOR’S VOICE
B1Fのミュージアムショップ「オン・サンデーズ」では、展覧会の関連書籍などが購入できるほか、秘密めいた中二階のカフェで季節のケーキやコーヒーも楽しめますよ。
INFORMATION
ワタリウム美術館にて梅沢和木とTAKU OBATAによる展覧会「HYPER LANDSCAPE」がスタート
- 住所
- 東京都渋谷区神宮前3-7-6
- 電話
- 03-3402-3001
- 営業時間
- 11:00-19:00
※水曜日は~21:00まで延長 - 定休日
- 月曜日(祝祭日除く)
