亜空間として形成する伊勢型紙_江戸小紋の世界
廣瀬染工場創業100周年記念
長坂常(建築家) × 廣瀬雄一(江戸小紋職人)
■会期:2018年7月17日(火) - 8月26日(日) 11時 - 20時
■会場:EYE OF GYRE/GYRE 3F 渋谷区神宮前5−10−1
■トークセッション:7月19日(木)19:00〜20:00
主催:ジャイル
企画:生駒芳子(ファッション ジャーナリスト)
監修:飯田高誉(スクール デレック芸術社会学研究所所長)
グラフィックデザイン:長嶋りかこ(village ®)
制作協力:廣瀬染工場
協力:HiRAO INC
廣瀬染工場創業100周年記念
長坂常(建築家) × 廣瀬雄一(江戸小紋職人)
■会期:2018年7月17日(火) - 8月26日(日) 11時 - 20時
■会場:EYE OF GYRE/GYRE 3F 渋谷区神宮前5−10−1
■トークセッション:7月19日(木)19:00〜20:00
主催:ジャイル
企画:生駒芳子(ファッション ジャーナリスト)
監修:飯田高誉(スクール デレック芸術社会学研究所所長)
グラフィックデザイン:長嶋りかこ(village ®)
制作協力:廣瀬染工場
協力:HiRAO INC
長坂常と廣瀬雄一がつくる亜空間
(2018/07/17)
7/17(火)から、表参道GYREで何やら興味深い展覧会が開催される。
19世紀後半、欧米社会に押し寄せたジャポニスムの波から一世紀半を超えて、今また日本の文化に熱い視線が寄せられている。その潮流の中、アール・ヌーボーにも、そしてリバティ・プリントにも影響を与えた伊勢型紙の世界を、100周年を迎える廣瀬染工場の伝統的技術によって染め上げられた反物や着物を展示し、現代に甦らせようとする試みが本展覧会だ。
江戸小紋の世界観にインスパイアされた建築家・長坂常が 4代目廣瀬雄一とコラボレーションし、実験的な反物や着物の製作に関わることで、江戸小紋の在り方を今一度捉え直す機会ともなっている。
伝統的な幾何学紋様から、花鳥風月を象徴化したもの、江戸の人々の現実感覚や遊び心を映し出したものまで無数のバリエーションがある江戸小紋。そのグラフィカルなデザインに加え、幕末にシーボルトが浮世絵とともに膨大な型紙を持ち帰ったとの逸話もあり19世紀のヨーロッパの工芸、デザインに少なからず影響を与えたといわれている。
紙、道具、工程のひとつひとつに職人の知識を超えた身体的な感覚としての「技」が掘り込まれている 江戸小紋。二次元空間に包摂されるミクロの多元的な世界観を、長坂常とのコラボレーションによって、 通常の物理法則が通じない時空連続体とも言われる「亜空間」の創出を試みる本展で、江戸小紋の新たな地平を見つめてみてはいかがだろう。
>>EDITOR’S VOICE
伝統的な江戸小紋の魅力に触れた後は、同じくGYREの3Fにあるvisvim店内のカフェスタンド「little cloud coffee」で至福のコーヒーをぜひ。伝統技術やこだわりと技術を加えて至高のアイテムを生み出すアパレルブランドの哲学が息づく一杯は、これまた格別!
廣瀬雄一
亜空間として形成する伊勢型紙_江戸小紋の世界
廣瀬染工場創業100周年記念
長坂常(建築家) × 廣瀬雄一(江戸小紋職人)
1978年生まれ。10歳の頃に遊びで始めたウィンドサーフィンにのめり込み、2000年のシドニー五輪の強化指定選手になるが、 大学卒業後の02年に家業である江戸小紋の職人の道に進む。1919年創業の「廣瀬染工場」の4代目。昔ながらの着物地を染める一方、新たな模様 をデザインしたり、ストールのブランド「comment?(コモン)」を立ち上げたりして、海外も含め幅広くその魅力を伝えている。 http://www.komonhirose.co.jp/
長坂常/スキーマ建築計画
スキーマ建築計画代表。1998 年東京藝術大学卒業直後にスタジオを立ち上げ現在は青山に単独でオフィスを構える。 仕事の範囲は家具から建築 まで幅広く及び、どのサイズにおいても 1/1 を意識した設計を行う。 国内外でジャンルも問わず活動の場を広げる。日常にあるもの、既存の環境の中 から新しい視点や価値観を見出し、デザインを通じてそれを人々と共有したいと考えている。
主な作品
■建築
SAYAMA FLAT (2008) / 奥沢の家 (2009) / HANARE (2011) / TAKEO KIKUCHI SHIBUYA (2012) / 鳩ヶ谷の家 (2015) / 三軒茶屋の家 (2017) / 延岡の家 (2017)
■インテリア
イソップ青山店 (2011) / Cabane de ZUCCA 代官山店 (2015) / お米や (2015) / ブルーボトルコーヒー国内全店舗 (2015-2018) / デサントブラン国内 全店舗 (2015-2017) / JINS上尾店 (2016) / カンペール新丸の内店 (2017) / 銀座ロフト (2017)
■家具
UDUKURI / ColoRing / Flat Table
■展示
HAPPA HOTEL (2009) / LLOVE (2010) / MARIKISKA IN TOKYO @ ROCKET (2012) / YCAM ARCHIVES EXHIBITION (2013) / ヴィトラ展示会 場@ミラノサローネ (2015) / still moving@京都 (2015) / MAISON ET OBJET @ merci (2017)
受賞歴
2008 5th International Bauhaus Award 2位 /SAYAMA FLAT
2013 JCD アワード(金賞 / タケオキクチ渋谷明治通り本店、銀賞 / パパブブレ東京大丸店)
2015 JCD アワード(銀賞&服部滋樹賞 / OKOMEYA、銀賞 / ブルーボトルコーヒー清澄白河カフェ&ロースタリー、ベスト100選:Enroute Ginza) 2017 JCD アワード(銀賞 / ブルーボトルコーヒー中目黒カフェ、銀賞 / デサントブラン丸の内)
19世紀後半、欧米社会に押し寄せたジャポニスムの波から一世紀半を超えて、今また日本の文化に熱い視線が寄せられている。その潮流の中、アール・ヌーボーにも、そしてリバティ・プリントにも影響を与えた伊勢型紙の世界を、100周年を迎える廣瀬染工場の伝統的技術によって染め上げられた反物や着物を展示し、現代に甦らせようとする試みが本展覧会だ。
江戸小紋の世界観にインスパイアされた建築家・長坂常が 4代目廣瀬雄一とコラボレーションし、実験的な反物や着物の製作に関わることで、江戸小紋の在り方を今一度捉え直す機会ともなっている。
伝統的な幾何学紋様から、花鳥風月を象徴化したもの、江戸の人々の現実感覚や遊び心を映し出したものまで無数のバリエーションがある江戸小紋。そのグラフィカルなデザインに加え、幕末にシーボルトが浮世絵とともに膨大な型紙を持ち帰ったとの逸話もあり19世紀のヨーロッパの工芸、デザインに少なからず影響を与えたといわれている。
紙、道具、工程のひとつひとつに職人の知識を超えた身体的な感覚としての「技」が掘り込まれている 江戸小紋。二次元空間に包摂されるミクロの多元的な世界観を、長坂常とのコラボレーションによって、 通常の物理法則が通じない時空連続体とも言われる「亜空間」の創出を試みる本展で、江戸小紋の新たな地平を見つめてみてはいかがだろう。
>>EDITOR’S VOICE
伝統的な江戸小紋の魅力に触れた後は、同じくGYREの3Fにあるvisvim店内のカフェスタンド「little cloud coffee」で至福のコーヒーをぜひ。伝統技術やこだわりと技術を加えて至高のアイテムを生み出すアパレルブランドの哲学が息づく一杯は、これまた格別!
廣瀬雄一
亜空間として形成する伊勢型紙_江戸小紋の世界
廣瀬染工場創業100周年記念
長坂常(建築家) × 廣瀬雄一(江戸小紋職人)
1978年生まれ。10歳の頃に遊びで始めたウィンドサーフィンにのめり込み、2000年のシドニー五輪の強化指定選手になるが、 大学卒業後の02年に家業である江戸小紋の職人の道に進む。1919年創業の「廣瀬染工場」の4代目。昔ながらの着物地を染める一方、新たな模様 をデザインしたり、ストールのブランド「comment?(コモン)」を立ち上げたりして、海外も含め幅広くその魅力を伝えている。 http://www.komonhirose.co.jp/
長坂常/スキーマ建築計画
スキーマ建築計画代表。1998 年東京藝術大学卒業直後にスタジオを立ち上げ現在は青山に単独でオフィスを構える。 仕事の範囲は家具から建築 まで幅広く及び、どのサイズにおいても 1/1 を意識した設計を行う。 国内外でジャンルも問わず活動の場を広げる。日常にあるもの、既存の環境の中 から新しい視点や価値観を見出し、デザインを通じてそれを人々と共有したいと考えている。
主な作品
■建築
SAYAMA FLAT (2008) / 奥沢の家 (2009) / HANARE (2011) / TAKEO KIKUCHI SHIBUYA (2012) / 鳩ヶ谷の家 (2015) / 三軒茶屋の家 (2017) / 延岡の家 (2017)
■インテリア
イソップ青山店 (2011) / Cabane de ZUCCA 代官山店 (2015) / お米や (2015) / ブルーボトルコーヒー国内全店舗 (2015-2018) / デサントブラン国内 全店舗 (2015-2017) / JINS上尾店 (2016) / カンペール新丸の内店 (2017) / 銀座ロフト (2017)
■家具
UDUKURI / ColoRing / Flat Table
■展示
HAPPA HOTEL (2009) / LLOVE (2010) / MARIKISKA IN TOKYO @ ROCKET (2012) / YCAM ARCHIVES EXHIBITION (2013) / ヴィトラ展示会 場@ミラノサローネ (2015) / still moving@京都 (2015) / MAISON ET OBJET @ merci (2017)
受賞歴
2008 5th International Bauhaus Award 2位 /SAYAMA FLAT
2013 JCD アワード(金賞 / タケオキクチ渋谷明治通り本店、銀賞 / パパブブレ東京大丸店)
2015 JCD アワード(銀賞&服部滋樹賞 / OKOMEYA、銀賞 / ブルーボトルコーヒー清澄白河カフェ&ロースタリー、ベスト100選:Enroute Ginza) 2017 JCD アワード(銀賞 / ブルーボトルコーヒー中目黒カフェ、銀賞 / デサントブラン丸の内)
INFORMATION
表参道のGYREで建築家・長坂常と江戸小紋職人・廣瀬雄一のコラボ展が開催
- 住所
- 東京都渋谷区神宮前5-10-1
- 電話
- 03-3498-6990
- 営業時間
- 11:00-20:00
- 定休日
- なし