原宿の歴史を伝えるスタイリスト・中村のん氏が語る、70年代のオモハラの魅力。守りたい"街の個性"とは
(2017/11/13)
2014年に70年代の原宿のシーンを展示した写真展『70’s 原風景 原宿』をプロデュース。2015年には写真集『70'HARAJUKU』(小学館)を出版。2017年は東急プラザ表参道原宿の5周年記念イベントとして開催する70年代・80年代・90年代それぞれの原宿を振り返る「OMOHARA写真展」のディレクターを…と、彼女はここ数年、原宿の歴史を今に伝える活動に力を注いでいる。一体なぜ? 今回は、70年代から原宿を拠点に活躍し続けているスタイリスト・中村のんさんの”オモハラ観”を覗かせてもらった。
《プロフィール》
1956年、東京生まれ。スタイリスト。桑沢デザイン研究所リビングデザイン科在学時代より、スタイリストの草分け、高橋靖子のアシスタントを4年務めた後、22歳でフリーに。CM、広告を中心に、雑誌、写真集、CDジャケット、プロモーションビデオ、ステージ衣装等、活動範囲は多岐に及ぶ。
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