
ヒラオインク代表・平尾香世子がオモハラから見る素敵な地平 「好きな服を着て、美しいものに囲まれる仕事を」
(2025/01/29)
渋谷区神宮前1丁目11−11、なんと縁起の良さそうな住所だろう。神宮前交差点のすぐ近く、原宿駅に向かって表参道沿いにそびえるグリーンファンタジアビルにオフィスを構える会社のひとつがグローバルPRエージェンシー「ヒラオインク(HiRAO INC)」だ。
錚々たるクライアントのPRを務めるとともに、従来のPRの範囲を超え表参道の商業施設GYREのディレクションを手がける。この会社のCEOが平尾香世子。「アッシュ・ペー・フランス(H.P.FRANCE)」で前身の「ヒラオプレス」を立ち上げる以前、90年代以降の表参道・原宿の変遷を見てきた証人のひとりでもある。オモハラの歴史を、彼女の人生の歩みから掘り下げてみたい。
《Profile》
大学卒業後、アッシュ・ペー・フランスに入社。PRマネージャーを経て、社内に「ヒラオインク(HiRAO INC)」の前身「ヒラオプレス」を立ち上げる。ファッションや雑貨のブランドPRを経て、2006年に独立し、ヒラオインクを設立。ファッション分野を中心に、アート、インテリア、ビューティーといった幅広い領域にクライアントを持つ。近年ホテルなどの宿泊施設、タレントマネジメントなどエンターテイメント領域にも進出。従来のPRの枠を越え、表参道の複合商業施設GYREのディレクションも行う。
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