+81 Gallery/誌面と街を繋ぐ エッジィな創造空間
(2025/05/22)
神宮前3丁目と2丁目の境界付近。キャットストリートを中心に古着屋、ブランドショップ、ギャラリーなどが集まっており、クリエイティブな感度が高いエリアである。その中で「+81 Gallery」はひときわエッジの効いた、感覚をピリッと刺激するギャラリーだ。
1997年から28年に渡って敢行される、アート & クリエイティブ誌『+81 Magazine』。世界中のアーティスト、クリエイターと対話してきた編集部が、その経験と美意識をギャラリーとして“フィジカル”に体現した。2020年の京都に次いで2022年に原宿にオープン。いずれも親交の深いNY拠点の世界的な現代アーティスト、山口歴がこけら落としを務めている。
+81は画面越しでは伝わらない「質感」や「空気感」とともに若手からベテランまでを紹介し、写真、グラフィック、映像、ファッション、ジャンルの境界を越えた表現を交差させる編集力が強み。誌面だけに留まらない、その感性を伝播させるリアルな拠点として展示をキュレーションしている。
2Fへの吹き抜けや窓から街を覗く構造も、作品の魅力を増幅させる舞台装置として機能する。静謐でありながら、リスペクトを感じる作品配置からはそこに宿る作家の情熱や魅力をダイレクトに伝えてくれる。トレンドが発信される中心エリアに拠点を持ちながら、そこから少しだけ距離を置いて、世界を見つめ直す視点をくれる場所と言えるだろう。
マーブル模様を描きながら交わるさまざまな表現と感性。小規模ながら、原宿の片隅で誌面と地続きのダイナミックかつグローバルな創造世界を映し出す。足を運べば自身の中の好奇心を掻き立て、創造性が息を吹き返すはず。
取材時展示: 「Tsuguya Inoue Graphics +81展」
Text:Tomohisa Mochizuki
Photo:OMOHARAREAL編集部
1997年から28年に渡って敢行される、アート & クリエイティブ誌『+81 Magazine』。世界中のアーティスト、クリエイターと対話してきた編集部が、その経験と美意識をギャラリーとして“フィジカル”に体現した。2020年の京都に次いで2022年に原宿にオープン。いずれも親交の深いNY拠点の世界的な現代アーティスト、山口歴がこけら落としを務めている。
+81は画面越しでは伝わらない「質感」や「空気感」とともに若手からベテランまでを紹介し、写真、グラフィック、映像、ファッション、ジャンルの境界を越えた表現を交差させる編集力が強み。誌面だけに留まらない、その感性を伝播させるリアルな拠点として展示をキュレーションしている。
2Fへの吹き抜けや窓から街を覗く構造も、作品の魅力を増幅させる舞台装置として機能する。静謐でありながら、リスペクトを感じる作品配置からはそこに宿る作家の情熱や魅力をダイレクトに伝えてくれる。トレンドが発信される中心エリアに拠点を持ちながら、そこから少しだけ距離を置いて、世界を見つめ直す視点をくれる場所と言えるだろう。
マーブル模様を描きながら交わるさまざまな表現と感性。小規模ながら、原宿の片隅で誌面と地続きのダイナミックかつグローバルな創造世界を映し出す。足を運べば自身の中の好奇心を掻き立て、創造性が息を吹き返すはず。
取材時展示: 「Tsuguya Inoue Graphics +81展」
Text:Tomohisa Mochizuki
Photo:OMOHARAREAL編集部
立ち寄る際は現在、どんな展示が行われているかをチェック。 配信中のNEWS記事、もしくはギャラリーオフィシャルウェブサイトや各SNS(いずれも欄外にリンクを記載)を参照してほしい。
INFORMATION
+81 Gallery(PLUS EIGHTY ONE GALLERY)
- 住所
- 東京都渋谷区神宮前3丁目28-9
- 営業時間
- 12:00〜18:00
- 定休日
- 月・火曜日

- マネージャー
- 望月トミー智久
tommy
