YOD TOKYO/アートとファッションが交差する、街角のギャラリー
(2024/07/18)
キャットストリート沿い、原宿通りと交わる一角にアートギャラリー「YOD TOKYO(ワイオーディー トーキョー)」がある。アパレルショップが立ち並ぶ中、通りに面した大きな窓から最新の作品が顔を覗かせる。一目では感度の高いショップかと思ってしまいそうだが、ここは大阪・YOD Galleryをルーツとする現代アートギャラリーである。
大きく開口した入り口と窓によって、ギャラリーでありながらふらっと入りやすいのが魅力。足を踏み入れると、ギャラリーでは珍しいインダストリアルな縞鋼板の床が目を惹く。“若い世代の人にもっとアートに親しんでもらいたい”というYODのコンセプトを体現した作りで、大阪に拠点を持つYODが原宿を選んだのはまさにそれが理由だ。人気のギャラリーと、若い世代が多く集まるこの場所が今後、さらなるアートスポットになるだろうという目論見と期待がある。
美術の文脈を踏まえながら、原宿の街と親和性の高いサブカルチャーな匂いを感じさせる気鋭アーティストたちの作品を展示。ギャラリースペースの奥には、「ART+FASHION」のテーマの元、アーティストとコラボレーションした商品を販売している。オリジナル企画のアパレルやグッズなど、物販の充実度も高い。作品は買えなくとも、自分用もしくはアート好きな友人へのお土産やギフトにも良い。実際、取材中にもインバウンドの人たちがフィギュア作品を買って行った。
良い意味で気取らない原宿らしいカジュアルさに粋を感じるYOD TOKYO。アート初心者、一見さんにこそ、ショップ感覚で路上と繋がったギャラリーの敷居を跨いでみてほしい。思いがけず“何か良い”出会いがあるかも。
Text:Tomohisa Mochizuki
Photo:OMOHARAREAL編集部
展示:2周年記念展覧会「On and On」+ 「YOD ART+FASHION」Vol.1
大きく開口した入り口と窓によって、ギャラリーでありながらふらっと入りやすいのが魅力。足を踏み入れると、ギャラリーでは珍しいインダストリアルな縞鋼板の床が目を惹く。“若い世代の人にもっとアートに親しんでもらいたい”というYODのコンセプトを体現した作りで、大阪に拠点を持つYODが原宿を選んだのはまさにそれが理由だ。人気のギャラリーと、若い世代が多く集まるこの場所が今後、さらなるアートスポットになるだろうという目論見と期待がある。
美術の文脈を踏まえながら、原宿の街と親和性の高いサブカルチャーな匂いを感じさせる気鋭アーティストたちの作品を展示。ギャラリースペースの奥には、「ART+FASHION」のテーマの元、アーティストとコラボレーションした商品を販売している。オリジナル企画のアパレルやグッズなど、物販の充実度も高い。作品は買えなくとも、自分用もしくはアート好きな友人へのお土産やギフトにも良い。実際、取材中にもインバウンドの人たちがフィギュア作品を買って行った。
良い意味で気取らない原宿らしいカジュアルさに粋を感じるYOD TOKYO。アート初心者、一見さんにこそ、ショップ感覚で路上と繋がったギャラリーの敷居を跨いでみてほしい。思いがけず“何か良い”出会いがあるかも。
Text:Tomohisa Mochizuki
Photo:OMOHARAREAL編集部
展示:2周年記念展覧会「On and On」+ 「YOD ART+FASHION」Vol.1
- オモハラリアルスタッフ
OMOHARAREAL編集室