ヨックモックミュージアム/お菓子とアートの甘い関係
(2020/11/06)
サクッとした食感、香ばしいバターの香り。くるっと巻かれたクッキー「シガール」で有名なヨックモックが、お家のような心温まる雰囲気のミュージアムを2020年10月25日にオープンした。場所はヨックモック青山本店にほど近い、南青山の閑静な一角だ。
お菓子メーカーのミュージアムといえど、展示されるのはお菓子ではない。「菓子は創造するもの」という創業者の志のもとでグループが蒐集してきた、ピカソの陶器コレクションが主役だ。
ピカソが陶器作品を制作していることはあまり知られていないかもしれない。第二次大戦後、南仏の明るい太陽のもとで始まったその取り組みは、平和への願いが込められたものだったという。地下1階の展示室、そして自然光溢れる2階の展示室で実際にピカソの手掛けた作品に接することで、歴史や技巧、モチーフへの理解を深めることができるだろう。
1階には中庭に面したミュージアムカフェ、ピカソについて学べるライブラリー、ショップが用意されている。感性を育むアートセラピーや、パティシエによるアート解釈などのヨックモックならではのラーニングプログラムが催され、カフェでは体験型アートクラフト付きのメニューも! お菓子をもっと面白く、芸術をもっと美味しくする夢のコラボレーションが生み出される。
陶器も焼き菓子も、何気ない日々を豊かに彩ってくれるもの。オモハラエリアをさらにワクワクさせてくれる、この “お菓子の家” から目が離せない。
※カフェ、ショップのみの利用も可能
※ライブラリーのみの利用は不可
※写真は、「ピカソ コート・ダジュールの生活」展
(2020年10月25日〜2021年9月26日)
Text / Photo : Mika Kosugi
お菓子メーカーのミュージアムといえど、展示されるのはお菓子ではない。「菓子は創造するもの」という創業者の志のもとでグループが蒐集してきた、ピカソの陶器コレクションが主役だ。
ピカソが陶器作品を制作していることはあまり知られていないかもしれない。第二次大戦後、南仏の明るい太陽のもとで始まったその取り組みは、平和への願いが込められたものだったという。地下1階の展示室、そして自然光溢れる2階の展示室で実際にピカソの手掛けた作品に接することで、歴史や技巧、モチーフへの理解を深めることができるだろう。
1階には中庭に面したミュージアムカフェ、ピカソについて学べるライブラリー、ショップが用意されている。感性を育むアートセラピーや、パティシエによるアート解釈などのヨックモックならではのラーニングプログラムが催され、カフェでは体験型アートクラフト付きのメニューも! お菓子をもっと面白く、芸術をもっと美味しくする夢のコラボレーションが生み出される。
陶器も焼き菓子も、何気ない日々を豊かに彩ってくれるもの。オモハラエリアをさらにワクワクさせてくれる、この “お菓子の家” から目が離せない。
※カフェ、ショップのみの利用も可能
※ライブラリーのみの利用は不可
※写真は、「ピカソ コート・ダジュールの生活」展
(2020年10月25日〜2021年9月26日)
Text / Photo : Mika Kosugi
INFORMATION
ヨックモックミュージアム
- 住所
- 東京都港区南青山6-15-1
- 電話
- 03-3486-8000
- 営業時間
- 10:00~17:00 ※入館は閉館の30分前まで
- 定休日
- 月曜日・年末年始・展示替期間 ※ただし月曜日が祝日の場合、 翌火曜日