ディグ ザ ライン ドアーズ/酒蔵をルーツに持つ、ビールの楽園(オアシス)
(2024/08/29)
JR原宿駅 表参道口を出て徒歩1分、WITH HARAJUKU内B1F。竹下通りと商業施設の間ながら、比較的人の流れが落ち着いているエリアに、クラフトビールインポーターが営むボトルショップ兼タップルームがある。
もともと日本酒の蔵元だったルーツを持つことから、良い酒造りに欠かせない“水”をイメージしたブルーグラデーションが映える店内。忙しない買い物客や観光客を横目に、世界中のクラフトビールを吟味してグラスを傾ける。そこにはオアシスさながらの格別な優越感と、“ゆとり”ある時間が流れていた。
生樽のクラフトビールのほか、ヨーロッパを中心としたマイクロブルワリーや、なんといってもベルギー・ブリュッセルの伝統的なビアスタイル“ランビック”が豊富なことが特徴。ブリュッセル以外の国や地域ではワイルドエールやファームハウスエールとも呼ばれ、培養酵母を使わず、瓶内で長期自然発酵させて醸されたビールだ。瓶ビールが好きという人も多いかもしれないが、ポピュラーな喉越しゴクゴク系とは一線を画す、奥深く酸味の強い味わいが魅力。食事にもぴったりで、ワインやシャンパンのように楽しめるビールはこのオアシス空間にこそふさわしい。
おつまみには、三軒茶屋のイタリアン「Bricca(ブリッカ)」が手がけた品々を提供する。旨味たっぷりのパテドカンパーニュをアテに、スローに仕込まれたビールを口に含めば、ゆったりとした時間が流れる。ビールを通じて、醸造者の思いと文化の旅へと、ライン(線)を辿るように導いてくれるこの店は、まさに心のビアオアシス。大人のゆとりあるビール好きが腰をおろして、クラフトビールを嗜むにはうってつけなのだ。
Text:Tomohisa Mochizuki
Photo:OMOHARAREAL編集部
もともと日本酒の蔵元だったルーツを持つことから、良い酒造りに欠かせない“水”をイメージしたブルーグラデーションが映える店内。忙しない買い物客や観光客を横目に、世界中のクラフトビールを吟味してグラスを傾ける。そこにはオアシスさながらの格別な優越感と、“ゆとり”ある時間が流れていた。
生樽のクラフトビールのほか、ヨーロッパを中心としたマイクロブルワリーや、なんといってもベルギー・ブリュッセルの伝統的なビアスタイル“ランビック”が豊富なことが特徴。ブリュッセル以外の国や地域ではワイルドエールやファームハウスエールとも呼ばれ、培養酵母を使わず、瓶内で長期自然発酵させて醸されたビールだ。瓶ビールが好きという人も多いかもしれないが、ポピュラーな喉越しゴクゴク系とは一線を画す、奥深く酸味の強い味わいが魅力。食事にもぴったりで、ワインやシャンパンのように楽しめるビールはこのオアシス空間にこそふさわしい。
おつまみには、三軒茶屋のイタリアン「Bricca(ブリッカ)」が手がけた品々を提供する。旨味たっぷりのパテドカンパーニュをアテに、スローに仕込まれたビールを口に含めば、ゆったりとした時間が流れる。ビールを通じて、醸造者の思いと文化の旅へと、ライン(線)を辿るように導いてくれるこの店は、まさに心のビアオアシス。大人のゆとりあるビール好きが腰をおろして、クラフトビールを嗜むにはうってつけなのだ。
Text:Tomohisa Mochizuki
Photo:OMOHARAREAL編集部
INFORMATION
ディグ ザ ライン ドアーズ(DIG THE LINE DOORS)
- 住所
- 東京都渋谷区神宮前1-14-30WITH HARAJUKU B1F
- 電話
- 03-6804-1271
- 営業時間
- 月〜土曜日 12:00-23:00
日曜日:12:00-21:00 - 定休日
- 不定休
- マネージャー
- 望月トミー智久
tommy