
「喰らう街」映画監督・内田英治が語る表参道&原宿【リレーコラム Through My Eyes】
(2017/10/23)
内田英治
ブラジル・リオデジャネイロ生まれ。映画監督。週刊プレイボーイ記者を経て99年「教習所物語」(TBS)で脚本家デビュー。05年「劇団演技者。」(フジテレビ)演出以降はコンスタントに映画作品を発表しており、近年はオリジナル作品が中心となり国内外で評価を高めている。
2017年は新作「獣道」(製作:Third Window Films)そして、中村明日美子の問題作を実写化した「ダブルミンツ」(製作:TBSサービス、パルコほか)が公開される。
喰らう街
食である。
食い意地と言われようと宣伝ぽいと言われようとぼくにとって表参道とはファッションではなく“食”なのである。
喰らう街である。
表参道から脇道に少し入ったところにその店はある。
ぼくはブラジル出身。
けっこうな数の店に行ったがやはりここのニクは格別だし、サラダバーに隠れるように置かれているパルミット(ヤシの芽)なぞはなかなか食べられないのだ。
最後はブラジルの奴隷料理であったフェイジョアーダで締めくくる。文章を書いてるだけで食べたくなる。
表参道にまたゆこう(というか食べに行く以外ではほぼ行かない)。
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