Chapter 3>>
「訪れる人が生むファッションが面白い」

気づけば原宿・表参道エリアに3店舗を構えるgrounds。キャットストリート裏手の最初のショップ、「grounds STORE 001」、大阪・南堀江の「grounds STORE 002」を挟んで裏原プロペラ通りの「grounds STORE 003」、そして最新店舗となるRAYARD MIYASHITA PARKの「grounds STORE 004」だ。集中的なオモハラエリアへの出店に意図はあるのか?
サカベ:実は、そこまで考えて店舗を集中させているわけじゃないんです。単純に他に思いつかないんですよ。良いと思った場所や物件によって、結果的にこの街になってしまう。
そう語るサカベに表参道・原宿の魅力を聞いてみた。
サカベ:デザイナーが云々とかファッション論があるその外で、そこに集まる“人”からファッションが生まれている街。そんな場所は海外でも少ないし、面白いと思います。

デザイナーがつくる服ではなく、街に立つ“人”がファッションを更新する。 表参道・原宿が長く持ち続けてきた空気を、サカベは今も感じているようだ。そして何より、本人にとってもこの街は特別なのだということが伝わってくる。なにより、長年、世界のファッションシーンで創造を続けてきたサカベが言うからには説得力がある。
そんな中で生まれたHELL BLAUとgroundsのコラボシューズについて、街との相性を問う。
Chapter 4>>
「学校は嫌い」 “上履き”に込めたあのの思いとは

今回あののHELL BLAUとgroundsがコラボしたシューズは「上履き」がモチーフ。私たちもよく知る上履きを大胆かつgrounds流に、あのがアレンジを加えて生み出した。この特別な一足と、表参道・原宿とのマッチングについて投げかけた。
サカベ:日本のサブカルチャーって、もう“サブ”じゃない。海外の人もアニメやマンガを通じて日本の文化をよく知ってるし、制服や学校文化への憧れが当たり前にある。海外の人が表参道・原宿に来て、日本的なものに触れたい気持ちとすごく近いと思うんです。
HELL BLAUが今回“学校”をテーマにしていること自体が、 表参道・原宿の街との相性をより際立たせているという。さらに「学校」というテーマの背景には、あのの個人的な強い思いがある。
あの:ぼくは学校が嫌いだったからこそ、好きなものに塗り替えたくて、今回のHELL BLAUのコレクションを作りました

ネガティブだった記憶を、ポジティブなものに変換し、創造する。 それも表参道・原宿が持つ特性との親和性を感じる。
あの:逆境とかコンプレックス、嫌なことを踏みつけるようにして履いてほしい。この靴を履いたら、最強って感じで。ルーズソックスと合わせるのも絶対かわいいのでおすすめですね!
サカベはさらに、街との相性についてこう語る。
サカベ:日本独特のファッションを求めてくる海外の人が多いから、“日本の学校”とか、“上履き”に“ルーズソックス”というモチーフはすごくわかりやすくて、刺さると思う。
表参道・原宿に来る人たちの“好き”とこの靴はぴったりハマる。サカベから“お墨付き”をいただいたあのの表情は嬉しそうだ。

対談のしめくくりとして、2人にオモハラで今後実現したいことを聞いてみた。
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