「さまざまな時代と感性のミクスチャー空間になった」カフェプロデュースを手掛けた山本宇一さんが語る「V.A.」
2024年12月15日(日)、モントーク(montoak)の跡地にニューショップ「V.A.」がオープンした。モントークに引き続き、株式会社JUN(ジュン)が運営し、ディレクターを藤原ヒロシさんが務める。1Fは物販エリアとポップアップスペース。2Fはベーカリー&カフェと複合型のコンセプトショップとなっているのが特徴だ。
設計はThe MassやStandByといった原宿において象徴的な空間を数多く手掛けるアーキタイプ(The Archetype)・荒木信雄さんが担当。
そして、モントークやロータス(LOTUS)を運営するHeads代表、空間プロデューサー・山本宇一さんがカフェのプロデュースを担った。盤石の布陣が満を持してモントークの地に開店したV.A.。その詳細についてはプレスプレビューのレポートを併せて参照してほしい。
>>【12/15(日)オープン】表参道・モントーク(montoak)跡地、JUNと藤原ヒロシによる「V.A.(ヴイエー)」をレポート
OMOHARAREAL編集部は、この地で20年間モントークを続けてきた山本宇一さんに、あらためてV.A.について話を聞いた。宇一さん、新しいお店はいかがですか?
山本 宇一(やまもと ういち)
空間プロデューサー。1963年、東京・世田谷区生まれ。有限会社Heads・テーブルモダンサービス代表。都市計画、地域開発などのプランニングに携わった後、飲食業界に身を移し、駒沢に『Bowery Kitchen(バワリーキッチン)』(1997年)をオープン。その後、表参道に『Lotus(ロータス)』(2000年)、『montoak(モントーク)』(2001年)を作り"東京カフェブームの草分け"と言われる存在に。その後も『SO TIRED(ソー タイアード)』、『Pretty Things(プリティー シングス)』といった人気店を展開し、国内外の飲食店プロデュースを数多く手掛ける。2022年3月に20年続いたモントークを閉店。2024年、藤原ヒロシとともに新店舗『V.A.(ヴイエー)』のカフェプロデュースを担当した。
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