リニューアルした内容、何が変わった?
リニューアルにおいていちばん特徴的なのはその場で+α、インスタントカメラを使って写真を撮影すること。そして現像された写真には、取材者に日付とこの企画のタイトルを書き込んでもらう。
デジタルの時代にあって、エモーショナルな質感のポラロイドフィルム、手書きの日付のアナログ感は、その場限りの特別な瞬間をより際立たせてくれるだろう。
リニューアル第一号の堀さん。記事では手に持ったポラロイド写真も掲載している。
その瞬間がまさに「今」であり、時間が経てばそれは「過去」になるということを実感できる方法ではないかと考え、インスタントカメラでの撮影を採用するに至った。
内容としては、NOW=今日、何しに街を訪れたか?とTHEN=初めて表参道・原宿に来たときのこと、大きく2つの項目に分け、以前よりも今と過去の街に抱く印象の違いや、個人のエピソードにフォーカスしていく。
テーマを明確にしたタイトルロゴも新たに制作!抜け感あって、良いムードでしょ?
さらにもうひとつは行きつけの店やギャラリーなど、その人の好きな場所への思いを語ってもらうようなセクションも用意。例えば堀さんの場合、青山Baroomへ一言寄せてもらった。
ここで語られたメッセージは実際に店舗に伝え、もしコメントが返ってきたら記事に追加で掲載する予定だ。スナップの記事が個人と街のショップ、あるいはブランド、企業を繋ぐコミュニケーションのきっかけになれば嬉しい。
>>【次のページ】NOW & THEN、これからの街を記録していくために