オモハラエリアのアウトドアショップスタッフが夏のアクティビティをナビゲート!
【THE GOOD ESCAPE】は表参道・原宿の街から新しい景色を見つけに、ひとときのエスケープへと誘うOMOHARAREALのアウトドア特別企画。
HELLY HANSEN・Patagonia・UPI・THE NORTH FACE・ Columbia・KEEN・karrimor、オモハラエリアのアウトドアショップスタッフがおすすめする外遊びスポットまとめ
表参道・原宿には、多くのアウトドアブランドが軒を連ねている。ファッションブランドひしめくエリアにありながら、各ブランドごとに独創性に富んだアプローチで存在感を放つ。最新の商品と最先端の感性に触れているショップスタッフは、その感度の高さから自分のスタイルと外遊びの醍醐味を知っているはず。そんなアウトドアブランドのスタッフにおすすめの外遊びスポット&アイテムを案内してもらった。記事では合わせておすすめのアイテムも紹介してもらっているので、ぜひ参考にしてほしい。
HELLY HANSENスタッフ・吉野実穂さんのおすすめスポット&外遊び
吉野実穂(よしのみほ):神奈川県・葉山町出身。海や山、葉山の豊かな自然を幼少期から楽しみ、小学生の頃、ヨットスクールに通い始める。ヨットを切り口により深く自然に関わっていく中、自身の経験から得た学びや知識を仕事にも活かしたいと、HELLY HANSENに入社した。HELLY HANSEN原宿でアシスタントマネージャーとして働いている。
ー葉山の海でセーリングと絶景を楽しむー
吉野さんが生まれ育った地元・葉山の海で、仕事の仲間たちとのセーリング。陸から海を眺めるなら森戸海岸の景色は絶景だと話してくれた。
「葉山は生まれ育った町なので、幼いころから山登りや海水浴など自然の中で遊んでいました。自然あふれる葉山の中でもオススメは海です。写真は会社の上司と葉山沖でヨットに乗っているときのもの。部署の垣根を越えてHHの仲間とヨットを楽しむことができたのは嬉しい思い出です。」
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パタゴニアサーフ東京/アウトレット プロダクトトレーナー・上村尚輝さんのおすすめスポット&外遊び
上村尚輝(かみむらなおき):10代の頃からサーフィンにハマり、サーフなライフスタイルを謳歌する。オーストラリアへ2年半のワーキングホリデーを経て、サーフィンの知識と経験を活かしパタゴニアに入社。リテールスタッフとしてカスタマーに製品のストーリーを伝え、販売するとともに、スタッフに対し自社製品の知識を深めてもらうためのトレーニングを行う、プロダクトトレーナーも担当している。
ー高知県・土佐清水市へのサーフトリップー
パタゴニアには当然ながらサーフィンを嗜むスタッフは多い。上村さんもその1人でサーフライフを謳歌しているが、全国各地のスタッフとの高知へのサーフトリップは格別だったそうだ。
「高知は日本でも有数のサーフスポットなんですけど、地元のサーファーたちも超フレンドリーでしたし、地元のメシも美味しいのでおすすめです。パワフルな波もファンな波も両方楽しめて、豊かな自然と一体になる感覚が最高でした。一週間ほどのんびりしてきましたが、できれば時間に余裕を持ってゆったり過ごして欲しいですね!」
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UPI 表参道 ストアマネージャー 溜池剛太郎さんのおすすめスポット&外遊び
溜池剛太郎(ためいけごうたろう):グランピングをはじめとするリゾートアウトドア施設の管理人として働くなか、施設を訪れたUPIアドバイザー寒川 一氏に見出され、UPI表参道のオープニングスタッフとして入社。ストアマネージャーとして、UPIが提案するアウトドアライフスタイルを体験とともに伝えるべく、個性豊かな仲間たちとUPI表参道を盛り上げている。
ー道志の森キャンプ場でハンモック泊ー
休みとなれば、家族や仲間とともにキャンプへ出かけている溜池さん。お気に入りは都心からアクセスしやすく、広大な敷地でのんびりと過ごせる道志の森キャンプ場。最近はもっぱら、ハンモック泊にハマっているという。
「僕の場合はいつものキャンプに少しだけスパイスを取り入れるのがポイント。森の中に川が流れていて、できれば川側にベースを構えてサウナテントを堪能し、木々にハンモックをくくりつけてゆっくり過ごす。森の音、風の感触を全身で感じながらただただ『リフレッシュ』をしに自然の中へ繰り出すのは最高です。」
コロンビア原宿 スタッフ 佐藤 有沙さんのおすすめスポット&外遊び
佐藤 有沙(さとうありさ):前職は事務職で、休暇を利用し登山などアクティビティを趣味としていた。機能性やデザインからコロンビア製品を愛用していたことから、転職を考えた際「好きなことを仕事にしたい」とコロンビアスポーツウェアジャパンに2017年に入社。2020年からコロンビア原宿で働き、現在はアシスタントストアマネージャーとしてストアマネージャーを目指す。
ー太古の面影を探して 屋久島トレッキングー
普段からトレッキングやハイキングを趣味としている佐藤さん。中でも特に思い出に残っているのは雨の中の屋久島ツアーとのこと。
「過酷な状況下でしたが、苔や植物たちが雨に濡れ緑が神秘的で美しかったです。特別天然記念物の縄文杉の迫力もさることながら、株の内部に入れるようになっておりポイントから空を見上げると、ハート型に見えるウィルソン株、夫婦杉、トロッコ道の橋、洞窟スポットなど自然が織りなす光景があちこちにあり、まさに冒険でした。」
THE NORTH FACE 3(march)スタッフ・持田真由香さんのおすすめスポット&外遊び
持田真由香(もちだ まゆか):山梨県出身。幼少期から家族で釣りやキャンプなどアウトドアライフを楽しんでいた。学生時代よりTHE NORTH FACEでアルバイトとして勤務し、2年前にGOLDWINに新卒入社。THE NORTH FACE 3 (march)スタッフとして働いている。店舗を通じ、アクティブなライフスタイルを実践する女性をサポートしていきたいと邁進中。
ー富士山を眺める山梨・竜ヶ岳ハイクー
幼い頃から家族でキャンプや登山に親しんできた持田さんが紹介してくれたのは、地元・山梨県の竜ヶ岳。山頂から富士山が見える人気のスポットだ。持田さんが慣れ親しんだ山であり、比較的低山なので初心者にもおすすめ。
「ふもとにはキャンプ場があるので、荷物を置いて身軽な状態ですぐ登れるのも魅力ですね。道中も歩きやすく、高原を散歩しているように登れます。12月初旬から1月の初旬の時期にはダイヤモンド富士も見られるので、夏と冬、どちらの季節も素敵なのでぜひ両方登ってもらいたい山です。」
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KEEN GARAGE HARAJUKU スタッフ・宇津木 利信さんのおすすめスポット&外遊び
宇津木 利信(うつぎ としのぶ):KEEN GARAGE HARAJUKUスタッフ。KEENのフットウェアに惚れ込んでおり、お気に入りの型はいくつか買って数年履き込むというヘビーユーザー。アウトドアメディアとのコラボ企画や山岳ツアーなどにも同行し、たびたびKEENのフットウェア愛を熱く語っている。KEEN GARAGE HARAJUKUの個性豊かなスタッフの1人である。古い山岳誌のエッセイに書かれた山へ行き、昔の山道に思いを馳せながら登るロマン派。
ー長野県・空木岳(うつぎだけ)へ1泊2日、ご来光ハイクー
長野県にある空木岳のご来光。文字違いながら、自分の苗字と同じ名前の山なので、宇津木さんはかねてから登りたいと思っていたのだそう。
「遮るものが何もなく雲海と朝日がとても美しい。この景色はぜひ、山小屋に1泊して観てほしいです。山頂の下の空木山荘に寄って、『同じ名前なんです』と言ったらここ何十年で名前が同じだと言われたのは2人目だということで、サービスしてくれたのもイイ思い出ですね。」
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karrimor store harajukuスタッフ・田中洸さんのおすすめスポット&外遊び
田中 洸(たなか こう):アウトドアメーカーに13年勤めたあと、直営店ができるタイミングでkarrimor store harajukuの立ち上げスタッフとして入社。もともと、karrimorのウェアやリュックサックを使用していたことからブランドへの愛着と造詣が深い。karrimorに入社して3年、販売スタッフとして馴染みあるkarrimor製品の魅力を、PRとともに丁寧に発信している。趣味はクライミング・ボルダリング。
ー東京屈指のネイチャースポット・御岳日帰りトリップー
クライミングやボルダリングが趣味という田中さんは大人から子供、初心者から上級者まで楽しめるネイチャースポットを紹介してくれました。
「日帰りで行ける青梅市の御岳エリアはおすすめです。特にボルダリングで登れる外岩の数は多く、『忍者返し』や『白狐岩』など子供から大人、初心者から上級者向けのコースが230本以上あります。御岳山へハイキングする人もいれば、渓谷には多摩川が流れていて、カヌーやラフティングも出来ます。景色を眺めながら歩くだけでもリフレッシュできますし1日中自然遊びが楽しめる場所です。」
>>詳細とkarrimor store harajuku夏のレコメンドアイテムはこちら
いかがだっただろうか。ショップやスタッフそれぞれ、個性や趣味が反映された外遊びスポットはどれも魅力的なものばかり。表参道・原宿の街から違う景色に思いを馳せてみるのも新鮮だ。コロナ禍の動向を見ながらになりそうだが、この夏のひとときのエスケープの参考にしてもらえれば幸いだ。各ブランドのおすすめアイテムもお見逃しなく。
Text:Tomohisa Mochizuki