① RÉFECTOIRE(レフェクトワール)
ゆったりとした空間でバランス良く食事をしたい人には、京都で人気のブーランジェリー「Le Petitmec(ル・プチメック)」が手がけるベーカリーカフェ「RÉFECTOIRE(レフェクトワール)」がおすすめだ。場所は明治通り沿いにあるTAKEO KIKUCHI旗艦店の上階。エレベーターを下りると、パンの香ばしい匂いとフレンチのエスプリが効いた開放的な空間が迎えてくれる。
メニューには様々な食材をのせて焼くフランス式のオープンサンドイッチ「タルティーヌ」を中心に、クロック・ムッシュやオマールエビのビスクなど、多彩なラインナップ。どれにしようか悩んでいる間に、焼きたてのパンが運ばれてくることも。
自家製ローストビーフのタルティーヌは、こんもり野菜の上から「高貴なブルーチーズ」と称されるフルムダンベールのソースをかけた贅沢な一皿。ローストしたクルミの食感も楽しい。ナイフとフォークで食べるスタイルはレストランさながらだ。
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② RITUEL par Christophe Vasseur
フランスをルーツに持つパン屋さんと言えば、表参道エリアの「RITUEL」も外せない。
ミシュランに並ぶフランスのレストランガイドブック「Gaulet et Millau」でベストブーランジェを受賞し、多くのガストロノミー・レストランに支持されるパリのブーランジェリー「デュ・パン・エ・デジデ」。そのオーナーであるクリストフ・ヴァスール氏が手掛けるヴィエノワズリー(菓子パン)の美味しさを知らずして、パン好きは語れない。
お店の看板メニューは渦巻き状の「エスカルゴ」。フランス産のA.O.C.バターPAMPLIEを使用したサクサク→もっちりのクロワッサン生地にクリームやナッツをサンドした全5種類はどれも絶品だ。中でもピスタチオが入った「エスカルゴ ショコラ・ピスターシュ」は衝撃的な美味しさで、編集部内にもファンが急増中!
店内には、クリストフ氏がパリでオーナーを務める「デュ・パン・エ・デジデ」のショップ in ショップも。トマト&フェタチーズや鰯のリエットが載ったタルティーヌは、ちょっとした軽食利用にもぴったりだ。
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③breadworks 表参道
天気の良い日には、空の下で緑に囲まれて美味しいパンをがぶり。そんな欲求を満たしてくれるのが「breadworks 表参道」だ。入口では荷台に食パン一斤を載せたアンティーク自転車がお出迎え。ちなみにヘッドライトはチョココロネ。このチャリ欲しい。。
見てのとおり工房と売場が直結する店内。足を踏み入れると焼きたてのパンのいい香りにふんわりと全身を包まれる。ロッジのような温かみのある内装も相まって、ほっこり気分も味わえそう。
メニューにはサクサクのクロワッサンやしっとりマフィンをはじめ、旬の食材を使ったシーズナルメニューなど幅広い品揃え。お店のルーツが潜んだ人気の“ビアブレッド”は必食だ。
パンが焼きあがる時間は、お店の入口脇にあるタイムスケジュールをチェック。事前に確認して、焼き上がりの時間に合わせて訪れれば、あなたも一人前のbreadworks通に!
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④パンとエスプレッソと
そして、満を持してのご紹介。2009年にオープンして以来、オモハラエリアで不動の人気を誇るパン屋といったらここ、“パンとエスプレッソと”。
土日はもちろん、平日までも、パンが焼き上がる時刻には人だかりができるほどの人気店。パン屋でありながらバルスタイルを推奨する、味だけではなくコンセプトもしっかりした名店だ。
人気は店内で食べられるセットメニュー。フレンチトーストセットも、パニーニセットも食すれば、この店の人気が納得できる味だ。
テイクアウト用のパンも充実。朝8時のオープン時は狙い目?と思いつつも、10時頃がテイクアウトのパンが出揃うタイミング。そして夕方には売り切れてしまう商品も多いので、ゲットするにはある程度並ぶことの覚悟が必要かも。
店名の通り、1個1個のパンと1杯1杯のコーヒーにこだわりを尽くすまっすぐなスタンスを、是非一度その美味しさと一緒に体験してみてほしい。
そしておまけ。
⑤Toast Sandwich bamboo
パン屋特集でありながら、なんとかご紹介したいお店がこちらのToast Sandwich bambooだ。
かつて表参道の街角で行列をつくった伝説のサンドイッチハウス「表参道バンブー」を進化させて2017年に復活したパン屋ならぬ…サンドイッチハウスだ。
注文してから目の前の鉄板で焼き始めるサンドイッチ。焦らしのようなひと時に「早く!」と思いながらも、作る過程を見ることのできるちょっとした待ち時間の楽しみだ。でも、この辺りで、空腹がラストスパートをし始める(笑)。
待ち焦がれたサンドイッチは、こんな感じでやってくる。イートインもテイクアウトももちろん可能なので、出来上がりをすぐに堪能しても良し、お土産として持って帰っても喜ばれること間違いないだろう。
勢い余ってサンドイッチハウスまで紹介してしまったが、食べてみていただければ、パン好きなあなたならきっと納得してくれるはず!
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パンケーキの陰に潜んで取り上げられることの少ないオモハラのパン屋(とサンドイッチハウス)だけど、そのポテンシャルは申し分なし。ご紹介しきれなかったパン屋も多いので、今回のレポートを参考にあなたも究極のパン屋を探す旅に出かけてみて。
Text:OMOHARAREAL編集部