オモハラみんなのフォトアルバム No.76
1984年当時、僕は宮益坂の上のところに、カメラマン数名で共同のフォトギャラリーを営んでいたんですよ。宮益坂からキャットストリートを通って、自分の個展をやるための街の写真を撮っていました。
当時はキャットストリートはおろか、明治通り沿いでさえお店なんて全然なくて、のどかな通りだったんです。「CONTAX」で知られる、カメラメーカー・Yashica(ヤシカ)のギャラリーが一軒あって、そこに写真展を観に行くくらいでしたね。
そんなのどかなキャットストリートに、当時「NICE」っていうセンスの良い雑貨屋さんがひとつだけありました。もう少しこの写真を撮った場所より原宿側でしたが、街を撮影する最中によく寄っていました。今で言う、「無印良品」的なプレーンな雑貨を買い付けて扱っていました。
もともと、このキャットストリートの写真も載っている僕の著書、「東京RETROタイムスリップ1984⇆2023」にも掲載しているんですが、ファイヤー通りにあった有名な「文化屋雑貨店」(1974年創業、1988年に神宮前3丁目に移転、2015年に閉店)出身の方が店主をやっていました。髭を蓄えたカメラが好きな方で、一緒にカメラ談義をした思い出があります。
すでにご紹介させていただいたNo75の逆のアングルからの写真です。
ポツンと置かれた遊具、管理しきれていない植栽や、古民家と言える様な木造家屋など、哀愁の漂う一枚です。この先少し歩けば渋谷駅があるとは想像もつきません。
編集部オフィスの前の馴染みあるアングルとあって、すぐにまだ今もある建物がいくつか確認できます。が、40年前の写真なのに、意外と新しく見えない不思議さが。。笑
この長閑なキャットストリートは、今では想像できませんが、以前にも善本さんにご協力をいただき、昔のキャットストリートについてを紹介したTIPSを配信しています。併せてチェックしてみてください。
写真と同じ場所の現在は?
現在は、ブランコやジャングルジム、滑り台がなくなってしまっていますが、アートオブジェのような赤いささやかな遊具が置かれています。それでも子供を連れていくと意外とずっと遊んでくれるのでありがたいと思ったり。整備されきれいな装いになりましたが、憩いの場としての機能は変わらず、公園は存在しています。
OMOHARAREALでは過去の表参道・原宿(オモハラ)の街の写真と思い出を集めています。『Chapter 1』〜80's(公開中)と、『Chapter 2』90's〜(2025年公開予定)にぜひご参加ください!
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