オモハラみんなのフォトアルバム No.75
宮益坂を登った先の裏路地で、写真学校卒業生有志11名が集い、共同で写真の自主ギャラリー『ギャラリー櫻組』を開設したんですよ。そこでは持ち回りで、必ず個展をやらなければならなかった。どうしようかと考えたとき、当時お金はないけど時間はあったから、僕は街を撮ることにしたんです。それが街の写真を撮り溜めるきっかけでした。
荒木 経惟さんの写真集「東京は、秋」で、荒木さんの撮った街の写真が好きだったこともあり、影響を受けました。
宮益坂のギャラリーから下って、キャットストリートを歩いて表参道方面まで、周辺を撮り歩くということをその頃よくやっていました。まだ周辺にお店は少なく、住宅ばかりが立ち並ぶのどかさを残している通りでした。公園にもブランコなど遊具があって、地域の営みと憩いを断片的に感じられました。その雰囲気が好きで写真を撮った思い出があります。
1984年の東京と現代の東京を写真で比較した「東京タイムスリップ」シリーズの著者・善本喜一郎さんに貴重な写真とお話をご提供いただきました。
OMOHARAREAL編集部がオフィスを構えるビルのちょうど目の前の写真。初めてその写真を拝見した時、とてもテンションの上がった一枚です。約40年前、白黒写真ということもあるかと思いますが、長閑さが溢れている感じがします。
40年前で既に年季の入ったブランコや、柵、住宅やマンションと、人が映り込んでないこともあって、どこか寂しさすら感じるキャットストリート。もしかしたらこの頃はまだキャットストリートという通称も付いておらず、「渋谷川遊歩道」という名で呼ばれていたかもしれませんね。
写真と同じ場所の現在は?
当時の「すず家」はインバウンドとローカルに愛されるコーヒースタンド「Sedai Coffee & Roaster」に。住宅街であった街は商業性を高め、長閑さに変わり華やかさを備えていました。
平日の昼間。どちらかというと日本よりも海外の人が多い街になりました。
ブランコなどの遊具がなくなっているのも時代ですね。
OMOHARAREALでは過去の表参道・原宿(オモハラ)の街の写真と思い出を集めています。『Chapter 1』〜80's(公開中)と、『Chapter 2』90's〜(2025年公開予定)にぜひご参加ください!
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