
オモハラみんなのフォトアルバム No.018
(2024/12/31)
年代
1980's
年月日
1980年12月中旬
タイトル
原宿駅
思い出話
1980年12月、当時付き合っていた彼女(後の妻)と毎週のようにデートで訪れていた原宿には、特別な愛着がありました。
当時から失われゆく街並みなどに興味を持っていたことと、写真に傾倒していたことが相まって、この街の今の姿を記録にとどめておきたいとの思いで撮った写真群です。
そんなある日に撮った、今は無き原宿駅の旧駅舎。
最近まで残っていた木造駅舎は1924年の建築で、都内では最古の木造建築駅舎でした。ハーフティンバー様式を持った英国調の格調高い駅舎は、長らく原宿のランドマークとなっていましたが、2020年の駅改良工事完成の後、惜しまれながら取り壊されてしまいました。
この写真は、駅前の歩道橋の上から撮ったものですが、この歩道橋もバリアフリーの観点と老朽化のため、廃止されてしまいました。
提供者
赤影
編集部からのコメント:
今の駅舎も素敵ですが、最先端のカルチャーが集まる繁華街・原宿の駅舎が木造というギャップがとても好きでした。この写真を拡大すると、明治神宮前駅にまだ千代田線しか通っていないことと、マークが東京メトロのものではなく、営団地下鉄時代のものなのが新鮮です。
歩道橋は2014年1月にバリアフリーはもちろん、1960年代に建築されたため老朽化が進んでいたことを理由として撤去されました。このアングルから街を見渡すことがもうできないのだと思うと、なんだか寂しい気もしますが。表参道・原宿は入れ替わりの多い街。古い建物や情緒ある街並みもなるべく長く残ってくれたらと思います。
写真と同じ場所の現在は?
駅の近代化は進みましたが、明治神宮の森は変わらずです。やはりというべきか、新宿方面の高層ビルの数は大分増えていますね。
【写真募集中!】
OMOHARAREALでは過去の表参道・原宿(オモハラ)の街の写真と思い出を集めています。『Chapter 1』〜80's(公開中)と、『Chapter 2』90's〜(2025年公開予定)にぜひご参加ください!
詳しくは募集記事をチェック
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