①骨董通りという響きにぴったりな「COBI COFFEE AOYAMA」
スタートは骨董通りの入り口から。青山エリアの中でも、大人カルチャーを発信するお店が並ぶ人気のストリートです。
そんな通りにぴったりなのが「COBI COFFEE AOYAMA」。経年し古くなる様を美しいと思える感覚が生んだ色彩「古美」から引用したという店名の通り、純喫茶の精神や手法を重んじ、今に焼き直している珈琲店です。
セレクトショップに併設されたカフェスペースは、アイランドテーブルの7席のみとコンパクト。湯を沸かす銅製のやかんやカフェコート姿のバリスタさんなど、随所に茶室を感じさせる工夫が詰まっていて、独特な居心地の良さを生み出しています。
本日のコーヒー(300円)をテイクアウト。こだわりの珈琲豆は、スペシャルティコーヒーのみを扱う三軒茶屋の人気ロースター「OBSCURA COFFEE ROASTERS」のもの。常にその日のコンディションの良い豆を厳選して使用していて、行く度に新しい味に出会えるのも楽しみのひとつ。
一軒目を後にし、コーヒー片手に青山の街をぶらぶら。赤レンガの壁がシックな「南青山T-PLACE」にはレストラン、ジュエリー、アパレルが集結し、見ているだけでも楽しい気持ちになれます。
②サードウェーブコーヒーの代表「BLUE BOTTLE COFFEE 青山カフェ」
続いて訪れたのは、アメリカ・サンフランシスコから上陸したサードウェーブコーヒーショップ「BLUE BOTTLE COFFEE」の青山カフェ。産地や品質に徹底的にこだわり抜くサードウェーブという独自のポリシーで、いまや世界中のコーヒーショップに影響を与える存在です。
東京は海外初上陸の地ということもあり、国内のみならず海外からもお客さんも集まり、店内はインターナショナルな雰囲気。そんな人気店で、私がオススメしたい楽しみ方がモーニングコーヒーです。
コーヒーを楽しむための空間作りを大切にしている「BLUE BOTTLE COFFEE」では、全てのお店で緑を感じられるように気配りされています。特に青山カフェの窓には大きな木々が揺れ、朝の時間帯が最高に気持ちいい!タルティーヌやグラノーラなど朝にぴったりのメニューも充実しています。
今回のキャンペーン対象メニュー、アイスアメリカーノ(450円)と一緒に楽しみたいのが、アメリカでも人気のリエージュ ワッフル(500円)。ダークチョコレートのようなコクと苦みが特徴のアイスコーヒーに、サクサクのワッフルが好相性です。
お店をあとにした私は、次の目的地へ。おしゃれな建物の集まる南青山でひときわ目を引くのが、建築家・隈研吾さんの手がけた「Sunny Hills 南青山」。地獄組みという建築技法を用い、木材でカゴを編むようにして建物を覆っています。この見た目でパイナップルケーキ屋さんというから驚き!
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