インスタントカメラ・チェキをメイン機材とするフォトグラファー・米原康正が、「前髪は反抗の証」をテーマに制作した新たなペイント作品シリーズの展覧会が開催される。 「i am growing out my bangs -前髪伸ばして嫌なものは見ない、嫌なものから隠れる」 期間:2017年6月30日(金)-7月5日(水) 12:00-18:00 会場:WAG GALLERY 入場無料 ※初日は18:00よりレセプションのみの開催
カルチャーないなら作っちゃえ。
6月30日(金)から、原宿のWAG GALLERYで興味深い展覧会が開催される。 手掛けるのはストリート発の女子カルチャーに影響を受け、長年「エロ」 や「可愛い」カルチャーを捉えつづけてきたフォトグラファー・米原康正。 展示されるのは、「前髪は反抗の証」をテーマに女の子の写真をキャンバスに貼りつけ、彼女達の顔を前髪で覆うようにアクリルでペイントした作品たち。そこにはキレイに加工され均一化された写真や、街中でオリジナルの女子カルチャーを見つけることができなくなったことに対してのアンチテーゼとしてのメッセージが含まれているという。 “僕の描く前髪とは「嫌なものを見ないためのそして嫌なものから隠れるため」の装置です。この装置をつけることで、みんなを反抗を体現する人間として再構築してしまいます。カルチャーないなら作っちゃえ。そんな気分の作品なのです。”-作家による作品展の説明文より- 渋谷・原宿をはじめとするストリート女子カルチャーに影響を受けてきた米原の色彩感覚がつくりだす唯一無二の「ポップアート」。米原康正の新たな挑戦といえるこの新シリーズを、ぜひ覗いてみてほしい。 <PROFILE> 米原康正 (よねはらやすまさ) 編集者、クリエイティブディレクター、フォトグラファー、DJ。 世界唯一のチェキをメイン機材とするアーティスト。東京ストリートの女子文化から影響を受けたその作品は、メディアの形をして表現されることが多く、90年代以降の女子アンダーグラウンドカルチャーの扇動者でもある。早くから中国の影響力を強く感知し、そこでいかに日本的であるかをテーマに活動を展開、現在中国のSNS「Weibo(新 浪微博)」で235万人のフォロワーを持つ。世界へ日本を発信し続けるストリートシーンのややこしいジジイ(マツコデラックス様命名)。 http://loveyone.com
INFORMATION
原宿のWAG GALLERYで米原康正の新作アート展が開催!
- 住所
- 東京都神宮前4-26-28 JUNK YARD 3F
- 営業時間
- 12:00-18:00
- 定休日
- 不定休