スパイラル1Fのスパイラルガーデンにて、写真家・石塚元太良の展覧会が開催。アラスカで撮影した未発表のパノラマ作品などが展示される。
「Gentaro Ishizuka Exhibition 『panorama』」
会期:2017 年4月 11 日(火)-16 日(日) 11:00-20:00
会場:スパイラルガーデン(スパイラル 1F)
「Gentaro Ishizuka Exhibition 『panorama』」
会期:2017 年4月 11 日(火)-16 日(日) 11:00-20:00
会場:スパイラルガーデン(スパイラル 1F)
写真が発明される前、人はどんな景色を思い描いていたのだろう?
(2017/03/10)
ドキュメンタリーとアートの間を横断するように独自のイメージを提起し、国内にとどまらず海外でも高く評価される写真家、石塚元太良。今回の展覧会では、彼がアラスカで撮影した未発表のパノラマ作品が展示される。その大きさは全長約6mにも及び、迫力のある景色が味わえそうだ。また吹き抜け空間のアトリウムには、約15mのパノラマ写真を筒状に丸め、その中から眺望を楽しめる面白そうな作品も。さらに2Fへと続く緩やかな回廊には、荒野をひた走るパイプラインの姿を収めた「PIPELINE」シリーズが展示され、歩きながらパイプラインを追うようにランドスケープを楽しめるという。
写真が発明される以前の19世紀初頭のヨーロッパでは、海辺や高原などをモチーフとした精密なパノラマ絵画が「ここではないどこか」へと人々を誘ったそうだ。今回の展覧会はいわばその追体験ともいえるかもしれない。現代の細密なデジタル画像で展開された、アラスカの北極圏や海に浮かぶ氷河の巨大な壁のパノラマ作品を眺めつつ、遠い時代を生きた人々の無垢な想像力に思いを馳せてみてはいかがだろう。
写真が発明される以前の19世紀初頭のヨーロッパでは、海辺や高原などをモチーフとした精密なパノラマ絵画が「ここではないどこか」へと人々を誘ったそうだ。今回の展覧会はいわばその追体験ともいえるかもしれない。現代の細密なデジタル画像で展開された、アラスカの北極圏や海に浮かぶ氷河の巨大な壁のパノラマ作品を眺めつつ、遠い時代を生きた人々の無垢な想像力に思いを馳せてみてはいかがだろう。
INFORMATION
スパイラルで写真家・石塚元太良の展覧会「panorama」が開催!
- 住所
- 東京都港区南青山5-6-23
- 電話
- 03-3498-1171
- 営業時間
- 11:00-20:00
- 定休日
- なし