キラー通りのアイコンとして知られるワタリウム美術館のすぐ隣。三角柱が抜き取られたような外観を持つ建物の最上階に空きが出た。
あいにく室内の撮影時は曇り空だったが、多方向に視線が抜ける140㎡を超えるワンルームは時間帯によって様々な角度から室内に光を取り込むはず。床は一部を除いてOAフロアとなっているので、差し込む光を手がかりにレイアウトを考えてみても良さそうだ。天井は一般的な高さだが、水平方向に抜ける眺望のおかげか窮屈さは感じられなかった。南側に面する広めのバルコニーからは眼下に神宮前の街並みを見渡せ、ランチミーティングにも利用できるだろう。
企業が入居することで新たなアイデアがこの空間で生まれることを考えると、多方向から光が差し込むこの空間は、“プリズム”のような側面を持っているようにも思えた。光を味方に多角的な視点で、世の中にエッジの効いたサービスを放ってみてはどうだろう。
SPEC&DATA
- 敷金・保証金
- 10ヶ月
- 償却
- 1ヶ月
- 礼金
- 無
- 更新料・再契約料
- 新賃料の1ヶ月分
- 築年数
- 1993年12月
- 構造・規模
- RC造 地下1F地上9F建
- 契約内容
- 普通賃貸借契約2年
- 用途
- オフィス
- 設備
- 一部OAフロア、エアコン、トイレ2箇所、ミニキッチン、バルコニー
- 火災保険・その他
- 指定火災保険加入義務あり
- 備考
- 基準天井高:2,400mm